シャロンの憂鬱5
シャロンは二人きりになったときも中々素直になれなかったり。
最終回かも。
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スカートがめくり上がり、おしっこで黄色く染まった紙おむつが丸見えになってしまう。それにくわえ、ルキアが脚の間に座り込んでくるものだから、赤ちゃんがおむつ交換を待っているように開脚させられてしまった。これほど屈辱的なこともないだろう。
「いや、そんなに見ないで……」
頬を紅潮させて、両手で顔を隠すものの、肝心のおもらしおむつは隠せていない。頭隠して尻隠さずとは正にこのことだ。
「おむつ穿いたシャロン、可愛いよ。わたしが優しくしてあげるから安心して」
「い、いや……」
「いつまでも濡れてるおむつはいてたら気持ち悪いでしょ?」
「いや、いやなの! おもらししたおむつなんて汚いよ……」
「もしかして……おもらしって、おしっこ以外にも漏らしちゃったの?」
「そ、それは……っ」
「それなら……」
ルキアは立てひざになって、
「見て、シャロン」
ぽっと頬が赤らんだ。ゆっくりと繊手を自らのスカートの裾に掛けると、震えながら持ち上げる。
その中から現れる、ピンクと白のしましまのショーツ。
見ると、恥ずかしい染みを隠すはずのショーツの二重底……クロッチは、外から見ても染みが分かってしまうほど濡れていた。
「そんなに恥ずかしがらないでよ……わたしだって恥ずかしい事になってるんだから……キスしてるときに出ちゃったの。それに、シャロンのおもらしならわたし、平気だよ?」
「見てて」
ルキアは自らの股間に指を当てると、
「わたしの恥ずかしいおもらしを」
ショーツの上から二枚貝を開くようにしてやる。と、熱い染みは更に広がりを見せてクロッチでは吸収できないほどにまでなっていく。
更に一点を人差し指で回すように攻めると、親指でつねるようにショーツごとつまむと……
「んっ……! んっ……! んんっ!!」
ショーツの中で弾ける水の音。
濡れそぼったショーツは、ランプの明かりに照らされて布でできているはずなのにエナメル質のような妖艶な光を放っていた。滲みだした愛液が銀色の糸となって内股を伝い落ちていく。
「……もう、このショーツ、グショグショになって穿けなくなっちゃった。シャロン、ショーツ持ってたよね?」
「えっ?」
目の前で繰り広げられていた事に、頭の中が真っ白になっていた。咄嗟に生返事を返す頃には、ルキアはピンクのポシェットに手を突っ込んでいる。……そ、その中身は……!
シャロンが止めようとしたときにはもう遅い。
ルキアの手には、しっかりと丸められたショーツが握られていたのだ!!
何度も軽い失禁を繰り返し、生乾きになっているショーツからは熟成されたアンモニア臭が放たれている。
「ちょっ! ルキア、そんなもの出さないで!」
「なんでよ。ちょうど替えのショーツが見つかったって言うのに」
有無を言わさずレモン色のショーツを取り上げると、ルキアは愛液でグショグショになったショーツを降ろす。スッと、銀色の琴線が薄暗い明かりに浮かんだかと思うとすぐに消えた。
ルキアのラヴィアはシャロンのとは違って薄いヘアが生えそろっていて、そこが愛液に濡れそぼり淫然とした艶めかしいツヤを放っている。
あんまり凝視しすぎただろうか?
ルキアは恥ずかしそうな照れ笑いを浮かべると、「あんまり見ないでよ」と頬を掻く「そんなに綺麗なものでもないしさ」。
呟いて、ルキアはレモン色のショーツに脚を通した。
キュンッ、
やはりシャロンのショーツはきつかった。
太ももがゴムに絞めつけられ、縦筋がクロッチに浮かび上がる。
拭かずに穿いたので、すぐにレモン色だったクロッチが暗く濡れて、浮き上がったラヴィアの小刻みな痙攣まで浮かび上がってしまう。
「見て。シャロンのおしっこと、わたしのおもらしが混じり合ってるよ。おもらしショーツが張り付いてきて、シャロンと一緒にいるみたい」
「あぁ……わたしのショーツが濡れてきてる……」
ルキアのラヴィアがキュンと痙攣するたびに新しい染みが広がっていく。キュンキュン、キュン……
キュンッ、おむつの中に熱い涎を垂らしてしまった。
もう限界だ。
ルキアにキスをされて果実を貪り合い、自慰を見せつけられ、自分のおもらしショーツを濡らされているのだから無理もない話かも知れないけど。
そんなときに視界に飛び込んできた、ルキアの脱ぎ捨てられたピンクと白のしましまショーツ。
シャロンは、まるで操られたかのようにおむつを降ろした。中から蒸れかえったアンモニア臭が湯気のように立ち上り、刺激臭が鼻を突く。
おむつの中は散々だった。
洋式トイレに腰掛けたまま漏らしたのでお尻のほうまで黄色い染みが広がり、おむつのそこには茶色く恥ずかしい染みが残っていた。
おしっこみたいなサラサラな液体を吸収するのは得意みたいだけど、愛液のような粘液はすぐに吸収されずに、テラテラと紙の表面に残るらしい。
そんなおむつで覆われていた、シャロンのマシュマロのように柔らかそうな双丘は、やはり扇情的な粘液に濡れ、割れ目から綻んでいる花びらからは止めどなく蜜が漏れ出していた。
「……ルキアの、ショーツ……べ、別に穿きたいわけじゃないんだから……」
言いつつも、シャロンはしましまショーツに脚を通していく。
十分に花びらは濡れていると思っていたけれど、ルキアが汚したクロッチの裏側は想像を超えていた。
花びらと触れた瞬間、腰が抜けそうなくらい熱を持ち、それとほぼ同時に身体中を電流が走っていったかのような衝撃に襲われる。それは脳内を真っ白にスパークさせ、誤った神経伝達信号を筋肉に送り始めたのだ。
それは、即ち無尽蔵な痙攣。
「きゃっ!! ……っ! ……っ!」
シャロンは、ルキアのショーツを穿いた瞬間イッてしまった。
ベッドにぺたりとお尻を突いて、そこを中心として新しい愛液の水たまりが広がっていく。
だけど当のシャロンはそんなことを気にする余裕もなく、白い喉をのけぞらせて痙攣し、口からは桃の香りのする涎が幾筋もの流れを作り上げだらだらと淫靡に輪郭を伝い落ちていく。
内股がピクン、ピクンと痙攣し、クロッチに涎を垂らしてしまう。それはルキアの愛液と混じり合い、更なる快感を生み出していく。
「と、止まらないっ! ……止まらないのぉ……! 勝手に漏れ出して来ちゃうのぉ……!」
「……シャロン……もしかして、ショーツ穿いただけなのにイッちゃったとか……?」
「い、イッてなんか……んぅっ、くっ……ひくっ……」
口からは言い訳が出てくるけど、一目見れば明らかだ。
「嬉しいよ、わたしは。シャロンがわたしのショーツ穿いただけでイッてくれたんだもの」
「だからイッてなんか……むぐっ」
途中で途切れるシャロンの言い訳。唇が柔らかい果実でふさがれたのだ。それは、ルキアの唇。そのままベッドに押し倒されるように包まれ、ルキアの太ももが脚に絡みついてきて、ショーツが触れ合う。
不思議とそれだけ不安定に痙攣していた身体が落ち着きを取り戻してきた。
一緒になれたって言うことは、こんなにも落ち着けるものなのだろうか?
「んぅ……ふぅ……少し疲れちゃった。このまま寝ちゃわない?」
スッと金髪を梳いてくれるルキア。金髪を梳かれることは嫌いではない。大切にされていると実感できるから、むしろ好きなくらいだ。……絶対に口には出さないけれど。
自然、ゴロゴロと猫のような声が漏れてしまう。そして、目の前には例のグレープフルーツみたいな胸。
「いいよ、少しくらい甘えても」
「そ、そんなこと……!」
「シャロンはさあ、甘えが足りないんだよ。二人きりでいるときくらい、甘えて欲しいな」
「………む、むぐぅ」
半ば無理やりグレープフルーツが迫ってきて、シャロンの視界を埋め尽くした。しっかりと両手で抱き留められて、仕方がなくシャロンもルキアの腰に手を回す。
「おやすみなさい、可愛いシャロン……」
ルキアの声に応える声がないのはただ単に照れているだけなのだろうか? ほどなくしてルキアの腕の中から、安心しきった安らかな寝息が聞こえてきた。
……おしまい? ……それともつづく?
とりあえずおしまい。
長くなってしまったのでしばらく続きは待ってみようかと思います。
続くとしたら、アメリア先生登場で鬼畜ものになりそうな……。このシリーズは好評なのかどうかイマイチ分からないんですよね~。
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コメント
拝見させて頂きました
QMAでスカとはニッチすぎて俺特すぎです、実は数年前から感想は書こうとしてたのですが申し訳ありません。
直接的ではなく間接的な行為で快楽を得るのが良いです、情緒的(大袈裟)でシチュエーションが大変素晴らしいです。
染みと汚れと臭いたつ快楽、ベリグーです
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