小町はおむつを穿いたまま、お腹に力を込めると、大好きな友達の前でおもらしを始める。
……って言うところで止まっていたんですよね。累計拍手が凄いことに。
期待に添えるかは分かりませんけど……どうぞ。
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くぅ………
おかっぱの少女は切りそろえられた前髪に瞳を隠し、微かに奥歯を喰い締める。
しょろ………ちょぽぽぽぽ…………
「あっ……あぅ……」
決して強くない音。よほど耳を澄ませていないと聞き取れないほど小さい。だけどそれは確かにおもらしで、小町のおむつを生暖かく浸食していく。
お股から出てきたおしっこは、前の紙に弾けることなく幼い筋を伝ってお尻に染みこんでいく。目の前で大好きな女の子に見られているのだから、どんなに力を入れても空回りしてしまうのだ。
だけどそれは確かにおもらしだった。
お尻が生暖かくなり、たぷん……吸収しきれなくなったおしっこが、お尻の部分に溜まった感触が伝わってきたのも一瞬……。
「うっ………うぅ………」
子供用の紙おむつの限界が近かった。
今日一日中、授業中はおもらしごっこをしてきたのだ。
吸水量の限界を超えたポリマーっていうのは、案外あっけなくその役目を放棄してしまう。
ぴちゃん………
お尻を覆っていた生暖かい感触が、足ゴムをくすぐると黄色く刺激臭のある液体が漏れだしてきた。くすぐったさに一瞬おしっこを止めそうになってしまうけど、それでもおもらしごっこに慣れ親しんできた小町のおむつの中への放尿は止まらない。
……………しょろ………しょろろろろろろ………
「あっ………はぅ………横から、漏れ出してきちゃった……ほら……加奈ちゃん、わたし、おむつ穿いたままおもらししてるよ……」
しょぽぽぽぽぽ…………
「はぁ……はぁ……はぁ……はぅん………あっ、暖かいのが……横から漏れ出してきちゃってるのぉ………」
勢いは、決して強くない。
むしろ耳を澄ませていなければおもらしをしているとは気付かないくらいの、控えめなせせらぎ。
だけど精一杯お腹に力を込めて、顔を真っ赤にしている頑張っている小町のことがとても愛おしく思えて、加奈は小さな手をギュッと握る。すると小さな手は震えながらも握り返してくれた。
やがておもらしが終わり、ぶるりと小さな身体が震えると……だけど小町は加奈の手を握ったまま、動こうとしなかった。
いや。
むしろ、更にお腹に力を込めているように見える……。
「もう、もういいよ小町ちゃん。もう十分だから」
「まだだよ、加奈ちゃん」
おむつ少女45につづく
次回、言わずもがな(笑)
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