らきすたの二次創作。
授業中に少しずつおもらしをしちゃったこなたは、お股を押さえていた指をかがみんの鼻に近づけていく。そこはツーンとした匂いをまとっていて……。
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「こなたー、一緒に帰りましょー? どうせ帰りに本屋によって帰るんでしょ? ついでだからわたしも付き合ってあげるから」
かがみがいつものように教室の後ろのドアから入ってきたのは、帰りのショートホームルームが終わってすぐのことだった。
かがみを動物に例えるのならトラが一番イメージに近いかも知れないけれど、こんな風にすぐにこなたのクラスにやってくる様子は寂しがりやなウサギのようにも思える。
本人に言ったら絶対に怒られるだろうけど。
(今すぐ抱きしめてあげたいくらい可愛いけど、残念ながら我が膀胱が悲鳴を上げていて立ち上がることが難しいんだな……)
だけどかがみんは嫌な顔をしながらもこなたが座っている席まで歩み寄ってきてくれた。
「むぅ~~~……」
「どうしたのよ、そんなに気むずかしそうな顔をして。なにか授業で分からないことでもあったの?」
「いやいや。実はだねかがみん、昼休みの特製レモンティーを飲んでから一度もトイレに行ってないんだな、これが」
途端にサッと真っ赤になって声を潜めるウサギさん。本当に分かりやすい。
「な、なんでトイレに行ってないのよ!」
「だって……かがみんのおしっこ出しちゃったらもったいないじゃん」
「……! そ、そんなのいくらでも飲ませてあげっ………って、なに言わせるのよ! と、とにかく、……あとどのくらい我慢できそうなの!?」
「う~ん……これくらい、かな……?」
スカートの上から押さえていた手を、かがみの顔の前に差し出してやると、小さな鼻をスンスンと鳴らして匂いを嗅いでくれる。
その釣り目気味の瞳が、見る間にゆがんでいった。
ツーン、
とした誤魔化しようのないアンモニア臭を感じ取ったのだろう。
だけどかがみんの顔がゆがんだのも一瞬だけ。
びっくりして離れて、それから興味本位で鼻を近づける猫のように、指の匂いをかぎ始めた。
その視線は心なしかトロンとしていて、ミニスカートから伸びる内股をもじもじとさせていて……。
もじもじ、もじもじ……………………………くちゅっ…
「あんた……これって、まさか……」
「実はちょっとずつ漏れて来ちゃってるんだな。パンツもちょっとピンチかも……」
「と、とにかく、こっちに来なさい……! はやくトイレに行かないと、ここでするわけにもいかないでしょ!?」
アルテマ・リベンジ! 6につづく
トイレに辿り着く前に漏らし始めるこなた。それをみたかがみんは、口を近づけていくと……
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アルテマ・リベンジ! 5
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