っていうのが、僕の体験談でして。
登場人物が多くなるとその分ページが辛くなってしまい、後々削ることになってしまうのですよ。
それじゃあどうするかというと、官能小説の性質上まっさきに削られるのは日常シーンと心理描写です。
結果、キャラの記号化が起きる、と……。
それを予想してスルーするのはもったいない作品です。はーれ部。
新人さんでしかもいきなり6人いっぺんに出すって時点で大きな賭だなと思ったのですが、作者である月乃御伽さんは6人全部描ききってます。
おもらし癖のあるスク水ボクッ子や、アナニー大好きなお嬢様や、主人公をロリコンに育て上げてきた世話好き妹(若干キモウト)など1人1人が濃すぎてピンでも張れるんじゃないかと思ってしまいましたが、この作品の面白いところは生き生きとしたヒロインの掛け合いにあります。
百合もあるし。
僕はハーレムものを書く筆力がないので、大変勉強になった快作です。
349ページ。ボリューム満点。これが処女作なんだから末恐ろしや…。
は~れ部創立! 新入部員(嫁)募集 (美少女文庫) 月乃 御伽 羽純 りお フランス書院 2010-08-20 by G-Tools |
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