憂ばかり続いていたので、イマイチ人気のでなかった澪を書いてみた。
『学園アイドルの失態』でおもらしショーツを穿いたまま授業を受けることになった澪が、お腹を冷やしてしまうお話。
授業中の教室内で、どうしても下痢を我慢できなくなった澪は……?
前編の学園アイドルの失態はこちらから
(うぅ……お腹痛い……!?)
ゴロ、ギュルルルルルル…………。
6時間目の授業中のことだった。
澪は黒髪に覆われた背中を丸めながらお腹を押さえていた。
不運なことに、急にお腹が痛くなってきてしまったのだ。
おもらしショーツを履きつづけているのがまずかったのだろうか?
お腹からは腸が捻れそうな痛みを伴った音が響いてきた。
昼休みにおもらししてしまったショーツは、実はまだ履きつづけている。
しっとりと密着してくるショーツは、最初こそは温かかったけど、時間が経つにつれて冷えてきて、お腹にピタッと密着して澪を苦しめていた。
もわり……。
スカートの裾から湿ったアンモニア臭が立ち上ってきて、澪の羞恥心をかき立てる。
それに痒さもつらくなってきた。
ゴロ……コロコロコロ……
ギュルル!!
「はうっ」
背筋を伝い落ちる滝のような冷や汗もショーツに染みこんでいるようだった。
生乾きのショーツはいっこうに乾燥する気配はなく、デリケートゾーンを痒みかぶれさせているのだ。
ショーツの中に手を入れて掻きむしりたいところだったけど、そんなことを授業中に許されるわけがなかった。
ただ、机の木目を数えて、
タラリ……
肉の狭間の秘裂を、汗が流れ落ちていくとお尻の方へと吸収されていった。
お尻を浮かしてみると尿と汗でグチョグチョになっていた。
(早く、早く早く、授業終わってくれよぉ……)
腹痛の波が押し寄せては引いていき、
安心したころになると再び押し寄せてくる。
だけど、その痛みが段々と大きくなっているし、
澪自身の体力も削られているのは明らかなことだった。
(う、うそ……)
早く授業が終わればいいのにと思いながら時計を見てみると、まだ授業が始まって10分しか経ってなかった。
トイレに行くには、まだまだこの腹痛と闘わなければいけないと言うことだ。
キュルッ!
ゴポポポ!!
(はう!!)
腸内で気泡が詰まったのか。
お腹が破裂しそうな痛みが走った。
(お、おなら……?)
気泡が腸内で暴れ回るたびに激痛が生み出される。
それはじわじわと澪の体力を蝕んでいき……。
ちょっとでも出しておかないと、授業を無事に終えることができるかどうか……。
(ちょっとだけ、ちょっとだけだから……)
慎重にお尻の力を抜いていく。
音が出ないように慎重に……。
(あっ、で、出ちゃう……)
おならを出せば、ちょっとは楽になるだろうか?
もしかしたら臭いでばれてしまうかもしれないけど、『ミ』を出してしまうよりは数倍マシだ。
そんな思いで肛門を緩めていき……
ビチュ!
「んあぁ!!」
気体とは違う、明らかに熱い感触。
音が出なかったのが、せめてもの救いだった。
短い噴射音は、ショーツの中で消えてくれた。
だけど、内側には取り返しのつかない、熱くて粘度の低い液体が張りついていた。
完全な水溶便だった。
ちびってしまった。
授業中だというのに、うんちをちびってしまった。
おもらしして秘裂が浮き上がっているショーツが、ヒクンッ! イビツに痙攣すると、クロッチの内側に、薄い黄土色の水溶便の染みが滲み出してくる。
「あ、ああぁ……」
むわ……。
玉子が腐った匂いが、スカートの内側から溢れ出してきた。
もう、残された体力は僅かだった。
時計の針は進まない……。
失態の連鎖2につづく
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