「お姉ちゃん、ちゃんとしっかりしてるかな?」
姉を心配している憂の尿道は、実は長年寝てる間におむつを充てられていてゆるみきっている。
そんなこと憂が知るはずもなく、日常生活ではおちびりを繰り返す身体になっていた。
しっかりものの妹のショーツは、実はアンモニア臭がする茶色い染みが…。
憂、最終回。
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「ほら、お姉ちゃん、早く起きないと遅刻しちゃうよ!」
「ごめんね憂~……でもあと五分」
「もう、お姉ちゃんったらっ」
寝ぼけなまこを擦りながら、枕元でぷんぷんと怒っている憂を見やる。
どうやらこの調子だとおねしょのことは気づいてないみたいだった。
制服のスカートの内側には、ちゃんとさっき穿かせてあげた水玉ショーツを穿いていてくれていた。大丈夫、ばれてない。
(一安心、だね)
安心したら眠気がこみ上げてきてしまう。
瞳を閉じるとすぐに意識が溶けてしまいそうになった。
だけど、
「ほらお姉ちゃん、もう5分たったんだから。早く起きないと遅刻しちゃうよ」
「もうちょっとだけ、お願い……憂~」
「ご飯準備しておくから早く起きてきてねっ」
言い終えて、憂は部屋から出て行ってしまった。
いつも通りの何でもできる万能な妹だ。
絶対に夜な夜なおむつを充てていることを悟られてはならない。
そんなことを考えながら、安心して二度寝を始めた姉だけど……。
憂の身体ではある変化が起こっていた。
* * *
「あっ…………」
姉の部屋から出た直後のことだった。
ぷしっ……
じゅわぁ……
ちょっとだけ気が抜けると、ショーツの内側に広がってしまう生温かい染み。
クロッチのおかげで外側にまで染み出してくることはなかったけど。
「やだ……」
実は何でもできる妹の尿道は、長年、知らぬ間に充てられ続けたおむつのせいで緩みきってるのだ。
だけどまさか憂本人はそんなことを知るはずもない。
おしっこがすぐに漏れてしまうのは恥ずかしいことだけど自然なことだと言い聞かせている。
じゅんわり……。
ほんの少しおもらしをしてしまった水玉ショーツは生温かくて、むず痒さを残して、やがて消えていった。
それでもクロッチの裏側に染みは残ってしまっているかもしれない。
あとで学校のトイレで確認しておこう……。
(それに……)
おもらしをしたら、それを姉が優しく拭いてくれるような気がした。
なぜだろうか?
実際はそんなところを見たことがないはずなのに、姉なら失敗を優しく受け止めてくれる気がしたのだ。
普段は頼りない姉だけど、どこか頼れる。
そんな気がした。
姉さえも知らぬ間に、憂はおむつの感触が刷り込まれている。
それはどこか、赤ん坊が母親を頼るのに似ているのかも知れない。
実はしっかりものの憂は、姉を心配しながらも実は頼りに思っているのだ。
憂はそんなことを露とも知らずにスカートを正すと、姉の朝ご飯の支度に取りかかった。
「ごはんは、おっかず~」
おちびりしたおまたがちょっとむず痒い。
* * *
じょろっ、
ちょろろろろ……。
(あっ、また出ちゃった……)
授業中、憂は頬を赤らめてコクリと生唾を飲み込む。
もうすでに内側には取り返しのつかない茶色い染みが現れていることだろう。
おまたもちょっと……というかかなり痒い。
ふっくらとしたおまたは赤くかぶれているに違いなかった。
それでもおむつに染まってしまった尿道括約筋はちょっとの刺激でも開いてしまうようになっていた。
憂はこうしておもらしの深みへとはまっていく。
それに……。
ヌッチョぉ……。
ショーツの裏側にこびりついた下り物がおもらしでふやけてカスタードクリームのように秘裂へと食い込んできては憂を責め立ててくる。
それでも顔に出すわけにはいかなかった。
女の子は、ちょっとくらいショーツが汚れても顔に出してはいけないのだ。
たとえショーツの裏側がメタメタにカスタードクリームで塗りつぶされていても。
「お姉ちゃん大丈夫かな……。お姉ちゃん、お姉ちゃんお姉ちゃん……」
しっかりものの妹のショーツの内側は、こうしてアンモニア臭に蒸れ返っているのだった。
姉のことを心配しながら、実はその股間は何度もおもらしを重ね続けている……。
おしまい
ここまで読んでいただきありがとうございます。
憂というあまりスポットライトの当たらないキャラですが、一歩間違えばシスコンでヤンデレな彼女のショーツの中はこうなっているに違いないと妄想しながら書きました。
お楽しみいただけたら嬉しいです。
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【けいおん・憂】妹はおねしょっ娘!7
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