『トリプル奴隷との甘~い生活』が発売して1週間が経ちました。
買ってくれた方々、そして読んでくれた方々、ありがとうございます。
まだの人は、マニアックな作品は色々と綱渡りなので買ってくれたら泣いて喜びます。
トリプル奴隷との甘~い生活 (美少女文庫えすかれ)
さて、今回は、執筆するにあたっての苦労した点や、裏話などをしたいと思います。
・クロエのジト目をどうやって文章で表現すればいいのか?
『ただ単に、ジトッとした視線』と書けば済む話かもしれませんけど、しかしそれではつまらないしキャラの印象も弱まってしまいます。
と、言うわけで、第一声で読み手に印象づけるために、
「クロエ、です」
ジットリとした、湿り気を帯びた声だった。
この世のすべてを諦めたかのような瞳で虚空を見つめている。
……と、なり、濡れ場では、
薄暗いランプの明かりに浮き上がるクロエの裸体には無数の傷が切り刻まれているけど、その瞳には異様なまでに生命力が満ちあふれているように思えた。
……と、なったわけです。
目つきを、声色と身体のコンプレックスと同時に修飾しているわけですね。
上手くいっているかは分かりませんけど。
このような、キャラの根底に関わる修飾は、隙あらばしておくといった感じで。
・デーモンチ●ポ
このセリフを書いているとき、きっとダークソウル3が頭に残っていたのでしょう。
ちなみにこのセリフを言ったソニアさんは、おっぱいのデーモンです。
・イヴの年齢について。
今までで最低年齢を間違いなく更新しましたね。
なんといっても0歳です。
それもそのはず、彼女は生み出されたばかりにホムンクルスで、人外の存在なのですから。
まだ人間のように振る舞うこともできないので、常におむつを穿いて生活しているというわけです。
・イヴの口調について。
0歳といっても、小説なのですから喋ってもらわなくてはいけません。
しかしあまり喋りすぎても困る……。
と、いうわけて、つたない感じにしてみたのです。
後半になるにつれて、少しずつ言葉を覚えていきますけど、それは市場で使われてる言葉なのでちょっと乱暴な感じになってしまっています。クロエと一緒に買い物に行ってるうちに、言葉を覚えていってる……みたいな。
「さあ、欲望のままにぶち込むです」
……などと。
だけど書いててふと思いました。
これは……
口の悪いタラちゃんだ……と。
・怒られました……orz
「ふ、二人ぶんのう●ちが、おむつの中で混じり合って……食い込んできてる……!」
直後、クロエは尻餅をついてビクンビクン。
イヴとクロエのチョコレートが詰まったおむつはパンパンに膨らんでいるぞ。
それでもこうして形になったところを読んでみると、感慨深いものがありますね。
2人ぶんのチョコレートをおむつに詰め込んだのは、商業では初めてのことですし。
記念すべき1発目です。
……次はもっと攻めたい(ボソッ
・お話の舞台
ファンタジーものですから、せっかくなので気分だけでもリッチになりたいと思いまして。
『ニィス』という観光地を舞台にしています。
勘のいい人なら察していただけたと思いますが、そのまんま観光地である『ニース』をイメージしています。
このページを見ながら、いいなーと思いながら小説を書いていました。
とりあえずはこんな感じでしょうか。
ほかにも読んでいて気になったところなどがありましたらコメント欄に書いてください。
この記事がどんどん追記されて長くなっていくことでしょう。
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トリプル奴隷との甘~い生活【裏話&制作秘話】
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