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    ライトノベル

    雑誌掲載

    スカトロ重視雑誌・蕾秘

    マニアックノベルハート蕾秘
    マニアックノベルハート蕾秘
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    マニアックノベルハード 蕾秘
    マニアックノベルハード 蕾秘
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    2007/07/13~

    【白鷺いろは】図書館からの帰り道、我慢できずに……



    黒髪おかっぱの少女が、夕暮れどきの図書館からの帰り道を急いでいた。
    顔色が青白く、前押さえしている股間からはかすかなアンモニア臭が漂っていて……。


    電子書籍で同人誌を作るキャラクターの短編小説をまるまる載せてみます。
    漏らすシーンではフルカラーの挿絵を描いてもらう予定ですよ。
     
     
     





    ●図書館からの帰り道、我慢できずに……。


     静まりかえった市営図書館。
     そこに一人の小柄な少女が、本に視線を落としていた。
     椅子に座り、机に向かうことすでに二時間が超えていた。
     たまにページをめくったと思ったら、再び動かなくなる。

     この少女の名前を、白鷺(しらさぎ)いろは、という。
     痩せ細った少年のような色白の身体を、純白のワンピースに包み、黒髪はおかっぱに切り揃えられている。
     まだ二次性徴期を迎えていない、小さな少女だった。

     いろはは、いつもこの図書館にやってきて、同じ席で本を読んでいた。
     少なくとも、夏休みに入ってからは毎日のように。

     クラスメートたちは学校で開放されているプールで楽しんでいるようだったけど、いろはは身体を動かすのがあまり得意ではなかったし、好きではなかった。

     それにこの痩せ細った身体で紺色のスクール水着を着るのは、最近になってちょっと恥ずかしいことのように思えてきたのだ。
     同じクラスの女子たちは、女の子らしく成長してきているのに、いろはは少年のように痩せているし、あばらだって浮き上がってしまうほどだった。

    「ああ、もうこんな時間になってたんだ……」

     スピーカーから流れてくる蛍の光に顔を上げると、窓からさしてくる日差しは夕焼け色に染まっていた。
     この図書館の閉館は、夕方の五時。
     時計を見ると、もう閉館まで五分を切っていた。

    「大変。また司書の人に怒られちゃう」

     この前は閉館時間に気づかずに、そのまま読書をしたことがあって、そのときは『早く帰りなさいね』と、怒られてしまったことがあった。
     司書さんにして見れば、軽い一言だったのだろうけど、子供の……そして先生にさえも怒られたことがないいろはにとってはちょっと怖い出来事となっている。

    「早く帰らないと、怖い魔女さんがきちゃうもんね……」

     いろはは椅子から立ちあがると、小さく背伸びをする。
     背骨がポキッと鳴って、心地いい疲労感に包まれた。
     そのとき――、

    (あれ、ちょっとだけおしっこしたい、かも……)

     ほんの少しだけ、お腹に違和感を覚える。
     ずっとおトイレにも立たずに読書していたのだから、きっと膀胱にはたくさん溜まっていることだろう。

    (だけど、まずは本を返さないと……)

     そう思って、書架の奥のほう……、普段はあまり人が入らない場所へと踏み込んでいった。
     このへんにはあまり読まれない海外文学の名作が、人知れずに背表紙を並べて眠っている。
     いろはは、この落ち着いた雰囲気が、なぜか好きだった。
     言葉には言い表せないけど……。もしかしたら、もっと大人になったら、言葉にできるのかも知れないけど。

    「えーっと、確かこの本があった場所は……、あそこ、だよね」
     いろはでは背の届かない場所に、一箇所だけ背表紙が抜けているところがある。
     だけどいろはの背丈では、背伸びしても届きそうになかった。
     取るときは、いつもハシゴを使っているのだけど、今日は運が悪いことに誰かがハシゴを使ってしまったらしい。

    「これじゃ、届かないよ……っ」

     なんとか背伸びをして本を入れようとしていると、

    「いろはちゃん、その本は……?」
    「ひっ」

     背後から呼びかけられる女性の声に、いろははビクリとしてしまう。この声は聞き間違いようがない。
     いろはのことを叱った(と、いろはは思っている)、女の司書さんだ。
     歳は……よく分からないけど、お母さんよりは若いと思う。
     いろはは、この司書さんが苦手だった。
     だけど、いろはがそんなことを考えているとも知らずに、司書は言うのだった。

    「あらあら、また難しい本を読んでいるのね。いろはちゃんは、海外の作家さんが好きなの?」
    「は、はい……」
    「そう。それじゃあ、今度お勧めな本を用意しておいてあげる。この本は……私が戻しておくから、いろはちゃんは早く帰るのよ」
    「は、はいぃ……!」

     司書に本を預けると、いろはは脱兎のごとく図書館から脱出するのだった。

            ☆

    「意外と、司書さん、悪い人じゃないかも……?」

     今度、オススメの本を教えてくれるっていってたし。
     てっきり、魔女みたいに怖い人なのかと思っていた。
     明日は、ちょっとだけお話ししてみてもいいかもしれない……。
     夕焼けに染め上げられた人気のない帰り道、いろははそんなことを考えていた。

    「帰ったら、お米研いで、お風呂洗っておかないと……」

     両親は共働きなので、いろははこの年でできることをなるべく自分でやるようにしていた。
     それは発育不良の身体をごまかすような、少しでも背伸びをしたいという思いからなのかも知れない。だけどそれはいろはにも分からないことだった。

    (早く、大人になりたいなぁ……)

     いろはは、いつもそんなことを考えている。
     そのためには、たくさん本を読んで、いっぱい勉強して……。
     この夏休みには、できることは沢山あるはずだ。
     ……とりあえずは、今夜は夏休みの宿題を片付けておかないと。

    「……あ、あれ……?」

     ふといろはが違和感に気がついたのは、帰路を急いでいるときだった。
     読書しているときは気にしてなかったけど、ちょっとだけおしっこしたいかも……?

     意識すると、尿意は急に強くなってくる。

    (どうしよう……。図書館に戻っておトイレ貸してもらったほうがいいかも……?)

     思うけど、だけど閉館した図書館に戻っておトイレを貸してもらうのは気まずいし、それになんだかとても恥ずかしいことのように思えてくる。
     ここは、ちょっとだけ我慢して、家に帰ったほうがいいだろう。

    (家まで我慢、できるよね……? 大丈夫、大丈夫……)

     自分に言い聞かせるように、何度も心の中で呟く。
     家までは、歩いて十分くらいかかる。
     だからちょっとくらいの尿意なら我慢できるはず……。いろはは、いろははそう考えたのだ。

    「もう子供じゃないんだから、おしっこくらい我慢しないとっ」

     いろはは呟くと、家路を急ぐ。
     ……が。
     その考えは、ちょっとだけ甘かったようだ。

    「あっ、あうう……。やっぱりちょっとピンチかも……っ」

     意識したら急にこみ上げてくるのが尿意である。
     振り返ってみれば、今日はお昼におトイレに行ってからと言うもの、ずっと図書館で置物のように読書に耽っていた。
     エアコンが効いた図書室だから、あまり汗をかかないし、それだけ飲んだお水が膀胱に溜まっている。

    「やだ……。おなか、こんなにパンパンになってるなんて……。ううっ、ちょっと、も、漏れそう……っ」

     シンプルな純白のワンピースの上からお腹を押さえてみると、そこは水風船のようにパンパンに膨らんでいた。
     まさか、こんなに溜まっていただなんて……。
     いろは自身も驚くほどに、おしっこは溜まっていたようだ。

    「ううっ、おトイレ……っ。家まで我慢、我慢……んんっ」

     ジョボボッ!

     顔をしかめながら歩いていると、ついにおまたから小水が漏れ出してきてしまう。
     チビッた……にしては、ちょっと量が多かった。
     女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布……クロッチの裏側に、生暖かい感触が染みこんでいく。

    「あぁ……。おしっこ、ちょっと、出ちゃった……? もう、子供じゃないのにぃ……っ」

     ちょっとした敗北感。
     だけど少しだけ尿意を解放してしまったおかげだろうか?
     お腹が、ほんの少しだけ楽になったような気がする。
     だけど油断することはできない。
     こうしている瞬間にも、いろはの小さな膀胱には、おしっこが濾過されて溜まっているのだ。

    「早く帰らなくと……。ううっ、お腹、苦しいけど……。あともうちょっとだけ我慢すれば……っ」

     あと五分くらい歩けば、家に着く。
     それがいろはの心の支えになっていた。
     だけどお腹を気にしながらの歩みは、牛歩のように遅くなっていて……。

    「ううっ、またお腹、苦しくなってきちゃってるぅ……っ。あっ、だ、だめ……。おまたがキュンキュンして……っ」

     ジョボボ……チョロロロロ……。

     どんなにおまたに力を入れても、おまたが震えてしまって、そのたびにショーツの中が生暖かくなっていく。

    「だ、だめっ。勝手に漏れて、こないでぇ……っ」

     チョロロ……チョロロ……。
     そんないろはの願いも虚しく、クロッチの裏側は生暖かくなっていった。

     女の子の尿道は、太くて短い。
     だからおしっこを我慢することができない身体になっているのだ。
     無理に我慢しようとすれば、おまたがキュンキュンと痙攣して、尿意に意識が真っ白になってきてしまう。

    「ああっ、う、うそ……っ。いやぁ……っ」

     ジョボ、ジョボボ……。

     何度もおちびりを重ねながらも歩いていると……、
     そのときは、ついに訪れてしまった。
     太股を、イタズラっぽく撫で回される感触。
     それは少女の恥ずかしい染みを隠すためのクロッチが、力尽きたなによりもの瞬間だった。

    「あっ、あふう。こ、こんなところでおもらしするなんて、イヤだ、よぉ……っ。もう、大人なんだから、子供じゃないんだから……おもらしなんて……っ」

     太股を撫で回される感触に、意識が真っ白になる。
     だけどここでおまたの力を抜くわけにはいかなかった。
     だけど、おまたの力だけでは、もうおしっこを我慢することもできなかった。
     そんないろはが選んだ、最後の手段。
     それは。

    「ああっ、だ、だめぇ……!」

     ギュッ。
     いろはは、自らの股間を両手で押さえると、おしっこの漏洩を防ぐ。

     前抑え――。
     それは少女として、あまりにも恥ずかしく屈辱的なポーズだった。
     おまただけでは我慢できなくなった女の子は、こうして両手で尿道を押さえつけて我慢するしかないのだ。

    「あ、ああぁ……。やだ……、スカートの上にまで、滲み出してきちゃってる……」

     じわり、
     指先に感じる、生暖かい感触。
     それはショーツに染みこんだおしっこが、前抑えされることによってスカートに滲み出してきた感触だった。

     折悪しく、今日は洗いざらした白のワンピースを着てきている。
     いろはのスカートの股間の部分には、恥ずかしいレモン色の染みができているに違いなかった。
     ……怖くて前抑えを離すことができないから、確認しようもないことだけど。

    「……やだ、おしっこ臭い……」

     それでもなんとか片手を離して匂いを嗅いでみると、やはりだった。
     いろはの指先からは、ツーンとしたアンモニア臭が漂ってきている。
     その匂いに絶望感がこみ上げてくると、尿意は更に強くなってきて、

     じゅもも……じゅわわ……。

     前抑えしているというのに、少しずつおしっこが漏れ出してきてしまう。

    「ダメ……っ。まだ、ダメなんだから……っ。早くお家に帰らないと……。こんな恥ずかしいところ、誰かに見られたら、恥ずかしすぎるんだから……っ」

     人気がないのが、せめてもの救いだろうか?
     だけど、こうなってしまうと決壊するのは時間の問題だった。

    「早く、お家のおトイレで……。おっおっおしっこぉ……」

     尿意を我慢しすぎて、意識が真っ白になっている。
     いろはは両手でおまたを前抑えして、ゆっくりと歩を重ねていくことになった。

     じゅもも……じゅももも……。

    「まだ、出ないでぇ……っ。ううっ、おまた、おしっこ我慢しすぎて、痛い、よぉぉ……っ。は、早くおしっこ……したい……うう」

     いろははギュッと前押さえするあまり、自分でも気がついていなかった。
     小さな身体を、『く』の字にかがめようとしていることを。
     小さなお尻を、はしたなくつきだしてしまっていることを。
     いろはは尿意を我慢するあまり、気づく余裕さえも無かった。

    「もうちょっと、もうちょっと……そこの角を曲がれば、もうお家なんだから……。あともうちょっとの我慢、なんだから……」

     じゅもも……じゅわわわわ……。

     尿意は、小さな身体をゆっくりと、しかし確実に蝕んでいた。
     ワンピースのおまたの部分は、前抑えをしすぎたせいでクシュクシュのシワになっている。
     それは女の子の恥ずかしいシワだ。
     しかもその部分には、小さな手では隠しきれないほどのレモン色の染みが滲み出してきていた。

    「おしっこ、滲み出してきて……、匂い……しないで……よぉ……っ。あっ、ふあぁぁ……」

     キュンッ!
     おまたが痙攣すると、ジュワリ……生暖かい感触が滲み出してくる。
     小さな両手からは、隠しきれないアンモニア臭が漂ってきていた。
     何度も軽失禁を繰り返すあまり、いろはの小さな手には、手汗のようにおしっこがまとわりついてきていたのだ。

    「あともうちょっと……、あともうちょっとでお家……。おトイレ……おしっこできるの……っ」

     早くこの尿意から解放されたい。
     その一心で、最後の角を曲がる。
     やっとのことで、いろはの家が視界に入った。

    「あ、あともう少しで……ふぁああ……ッ」

     家を見て、ちょっと気が抜けてしまったのだろう。
     指が食い込んでいる、ふっくらとした美丘から、誤魔化しようのない量が漏れ出してくる。
     だけど、もうすぐこの尿意とも、そして湿ったショーツともさよならできるのだ。
     そう思えばこそ、あともうひと頑張りできた。

    「もう、子供じゃないんだから……っ。おしっこなんて、漏らさないんだから……んんっ」

     駐車場から玄関の前へ。
     もう、ここまで辿り着けば大丈夫だろう。
     あとは、鍵を開けて、トイレに飛び込むだけ……。

    「えっ? 鍵……?」

     そこまで考えて、いろはのただでさえ色白の顔からサッと血の気が引いた。
     この状況で、鍵を開けるって……?
     一体どうやって……?
     鍵は、スカートのポケットに入っている。
     だけど、この状況でどうやってポケットに手を入れればいいのだろうか?
     その両手は、ふっくらとしたおまたに、ギュッと食い込んでいるのだ。
     少しでも力を抜けば、小水が溢れ出してくることだろう。

    「でも……っ、鍵、取らないと……おトイレ、いけない……」

     ここでずっと立ち止まっているわけにはいかなかった。
     ほんの少しだけ……、ちょっとだけ、右手の指先をおまたから離そうとし――ジョボボボッ!

    「ああ! だめぇ……! も、漏れてきちゃ……は、はううっ」

     ジュワッとした感触が、両手に広がっていく。
     もはや、両手を離すことさえも、今のいろはにはできなかった。
     ポケットから鍵を取りだすことは、諦めるしかないのだ。

    「も、もう、無理……なの……? せっかくここまで我慢したのに……ううっ、うううっ」

     プシュッ、
      しょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。

     くぐもった水音。
     ショーツの中がジワッと生暖かくなる。

    「せっかくここまできたのにぃ……っ。こんなのって、こんなのってないよぉ……っ。ううっ、うぐっ」

     しょおおおお…………。
      しゅいいいいいいい…………。

     いろはの小さな手の隙間から、レモン色の恥水が漏れ出してきた。
     鍵を開けられないと悟ったいろはは、ついに心が折れてしまったのだ。

    「あっ! あっ! あっ! お、おぱんつの中が温かくなって……とっ、止められない……よぉぉ!」

     ショーツの中から滲み出してくる温もりが指の隙間をくぐり抜けてきて、スカートにまでも生暖かい感触が広がってくる。
     驚いて、ほんの一瞬だけ指の力を抜いてしまったのがいけなかった。
     尿意は、その緩みを見逃してはくれなかったのだ。

     しょおおおおおおおお……。

    「んあっ、ああぁぁぁぁ……。おおお、おまたから勝手に……おしっこ出てきちゃって……ひううっ、こんなの、こんなの絶対におかしいのに……っ、おトイレじゃないのにぃ……っ」

     純白のワンピースの股間から滲み出してきた小水は、いろはの下半身を取り返しのつかないレモン色へと染め上げていく。

    「あっ、あっ、あっ、あっ! とっ、止まってえぇ……。お願いだから、止まって……んんっ」

     しゅいいいいいいい……。

     おまたにどんなに力を入れても、ヒクヒクと虚しく痙攣するばかりだった。
     一度破れてしまった水風船は、もう元に戻ることはできない。
     この水を、すべて吐き出すまでは。

    「もう、スカートもビタビタ、だよぉ……ぐすっ、ううっ、こんなに、出てきちゃうなんて……っ」

     いつもはトイレでするから意識したことはなかったけど、こうして漏らしてみると、こんなにも大量のおしっこをしていたのかと、自分でも驚いてしまうほどだった。

     シュイイイイイ……。

    「おぱんつも、スカートも、気持ち悪くて……っもう、イヤだよぉ……。撫で回されてるみたいで……ううっ」

     膝小僧が隠れるほどのスカート丈だったのが災いした。
     いろはの太股は、ビタビタに濡れたスカートがまとわりついてくることになってしまったのだ。

    「こんなに、気持ち悪いなんて……うぐっ、うぐぅっ」

     ビシャ、ビシャビャ……ッ!
      パシャパシャパシャ……。

     スカートの裾から伝い落ちたおしっこは、いろはの足元へと黄金の瀑布を散らす。
     まるでいろはのおまたから小さな滝ができたかのように、夕焼けに黄金の雫が散っていった。

    「ああ……、こんなに水たまり、できちゃうなんて……っ。お母さんに見つかったら、怒られる……っ」

     少しでもこの気持ち悪い感触から、そしてこの恥ずかしい現実から逃げたい……。
     いろはは、無意識のうちに、小さなお尻をキュッと後ろに引いて突きだしていた。
     濡れそぼったワンピースには、小さなお尻に野暮ったい白の木綿のショーツが浮き上がっていて――、

    「んっ、んんんっ。ううっ、うぐっ、ぐす……っ」

     いろはがしゃくり上げるたびに小さなお尻は、
     ブルルッ! ブルルッ! ビクッ! ビククッ!
     小さく痙攣し、しかも波打っていた。
     そして、小さな口から、ついに言ってはならない言葉が発せられることになる。

    「き、気持ちいい……」

     短い一言だが、それはこの背徳的な感触に、いろはが屈した瞬間でもあった。
     いろはの頬は快楽に緩み、その両手から、少しずつ力が抜けて行き……、

    「ああぁ…………。おしっこ、出ちゃう……。き、気持ち、いいよぉ……おトイレじゃないのに……」

     しゅわわわわわわわ……、
      しょろろろろろろろ……。

     指の力を抜いた瞬間、堰を切ったかのようにおしっこが噴き出してきた。
     それはショーツとスカートという障壁を突き破って、いろはの手のひらへと弾けていく。

    「ああ……、おしっこ、凄く気持ちいいの……」

     しゅいいいいいいい……。
      ビクッ! ビククッ!

     尿意を解放したいろはは、小さなお尻を何度も震わせる。
     それは子供ながらにして、どこか官能的な痙攣を彷彿とさせた。
     事実、いろは自身も分からなくなっていた。
     おもらしをしてはいけないと言うことは分かっているけど、こうしておしっこをしていると、なんだかドキドキしてきて、なんとも言えない感覚におまたが熱くなってきている。

    「うっ、うぐっ、こんなの、絶対おかしいのにぃ……はっ、はふう。ああ、おしっこ、気持ちいい、よぉ……」

     ジャババ、
      ジャババババババ……。

    「は、はふう……ンン!!」

     ブルルッ!
     いろはは大きくお尻を震わせると、おもらしは唐突に終わった。
     あとに残ったのは……。


    【※このあたりにフルカラーの挿し絵が入るぞ】


    「ああ、こんなに漏らしちゃったなんて……」

     いろはの足元には大きな水たまりができていて、ツーンとしたアンモニア臭を放っていた。
     白のワンピースはレモン色に染め上げられていて、股間から下は白いところを見つけるのが難しいほどになっていた。
     穿いているいる靴も、靴下もおしっこでビタビタになっている。大雨の中を歩いてきたみたいだ。
     こんなところを母に見られたら、絶対に怒られてしまうことだろう。

    「はふう……。やっとおもらし、終わってくれたの……」

     いろははおしっこに濡れた手をポケットに入れると鍵を取りだす。
     いろはの行く先を遮っていた扉は、あっさりと開くことができた。

     幸いなことに、両親は共働きだから、家には誰もいない。
     静まりかえった家に上がると、いろははすぐに風呂場へと向かった。
     ここまでおしっこを漏らしてしまったのだ。もはやトイレに行ったところで、なにもすることはない。

    「お気に入りのワンピースだったのに……」

     風呂場に一人でやってきたいろはは、さっそく子供ワンピースを万歳して脱ぐ。
     すると色白で、痩せ細った身体が露わになる。
     クラスメートたちはおっぱいが膨らんできた子もいるけど、残念ながらいろはは肋骨が浮き上がるほどに痩せ細っていた。
     当然のことながら、まだブラは充てていない。

    「おぱんつ……。ううっ、お尻にペッタリ貼りついて、気持ち悪いの……おまりにも、食い込んで……あううっ」

     野暮ったい木綿の白ショーツは、レモン色に濡れそぼっていて、いろはの縦筋にキュッと食い込んでいる。

     ヒクヒクッ、ヒククッ!

     その部分は、おもらしを咎められるのを怖がっているかのように、小刻みに痙攣していた。

    「早くおぱんつとお洋服洗わないと……。お母さんが帰ってくる前に、証拠を隠滅しないと……」

     いろははショーツを脱ぐと、露わになったのは産毛さえも生えていない、つるつるのおまただった。
     色白の美丘のあいだからは、桜の花びらがはみ出している。
     痩せ細ったいろはのおまただけど、その双丘だけは最近柔らかくふっくらとしてきたような気がする。

    「……あれ、なに、これ……。なんか、ついてる……?」

     いろはが気になったのは、脱いだばかりのショーツだった。
     クロッチの裏側に、おしっことは違う、なんだかヌルッとした液体がこびりついていたのだ。
     この部分は、さっきまでいろはのおまたがあたっていた部分だ。
     ……と、言うことは?

    「おまたにも、ついてるの……?」

     気になって、ぺたりとお尻をついて、Mの字に脚を開いて見てみると……やはりだった。

    「……ンッ」

     おまたの隙間に指を潜り込ませると、指先にヌルッとした感触を感じる。

    「汗、かな……?」

     そう思って匂いを嗅いでみるけど、おしっこのツーンとした香りでよく分からなかった。
     ただ、少しだけ生臭い……かも知れない。

    「なに、これ……。変なおしっこ、出ちゃったの……?」

     なにか変な病気なのかも知れない。
     不安になってきて、再びおまたに指を潜り込ませてみる。
     だけど、そのときだった。

     チリリッ!

    「ンッ、ンンー!」

     おまたから静電気に痺れたような感触に、

     プシュッ!
      しょわわわわわわわ……。

     いろはは、びっくりしておしっこを漏らしてしまっていた。
     タイルを伝ったおしっこは、下水へとカラカラと音を立てて流れていく。

    「……おまた、触らないほうが、いいよね……。きっとおもらししちゃったバツなんだ……」

     いろはは石けんを泡立てると、おまたとお尻を軽く洗っていく。
     シャワーで流せば、おしっこの匂いは消えてくれるはずだ。

    「あとは……おぱんつと、お洋服を洗濯機に入れて、ついでにお父さんとお母さんの服も入れて……っと」

     洗剤を入れて、洗濯機のスイッチを入れる。
     これでいろはがおもらしをしてしまった証拠は綺麗さっぱり洗い流してくれるはずだ。
     それに、洗濯物を干しておけば、褒めてくれるかも知れない。

    「よし、これで証拠隠滅……。おぱんつ、新しいの……穿こ……おまた、スースーするの……」

     一糸まとわぬ痩身のまま、いろはは自分の部屋へと向かう。
     タンスから新しい木綿のショーツを手に取ると、脚を通していく。
     そのときにショーツが秘筋に食い込み、

    「んっ」

     なぜかおまたが痺れるような感じがしたけど、多分気のせいなんだと思う。
     いろはは、おもらししたときと似たようなデザインのワンピースを着ると、何ごともなかったかのように親の帰りを待ちながら、家事を始めるのだった。

     ……ただ、そのクロッチの裏側を、いろは自身も気づかぬうちに、初物の蜜でしっとりと濡らしながら。
     少女は、少しずつ大人へと成長していく……。




    こんな感じの短編を3つまとめて、女の子が大小漏らすシーンでフルカラーのイラストを描いてもらって電子書籍の同人誌で出してみようとかと思います。


    ちなみに今回のいろはの他には、

    ツインテブルマの元気少女と、
    おむつな無口系お嬢様が漏らす予定となっています(`・ω・´)



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