ヒロインの親友の女の子が首を吊って失禁するシーンをもうちょっと詳しく書いてみた。
どうあがいても親友が首を吊って自殺するという選択肢はとても強烈なものでした。
そしてその時に括約筋が緩んでJKが失禁までもしてしまうという。
閲覧のさいにはグロ注意。
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ぷらーん……ぷらーん……。
「世以子……? ねえ、世以子ってば、息が楽になったんなら」
首に掛かっていた世以子の指が脱力したかと思うと、ぶらんと宙に放り投げられた。
それでも信じて世以子の身体を支え続ける。
暴れていた世以子の身体が嘘のように重たさを増し、嘘のように柔らかくなっていくのを感じた。
緊張に固くなっていたヒップラインが弛緩し、スカートの上からでも、筋肉が弛緩していくのが分かる。
(世以子……落ち着いてくれたの……? それなら早く首に巻き付いてる縄を……っ)
一瞬だけ安堵した、その直後だった。
ショオオオオオオオオォォォォォ………。
すぐ耳元でくぐもった水音が聞こえてきたではないか。
直美の制服に、生温かくも刺激的なアンモニア臭が染みこんでくる。
「せ、世以子……? なにして……」
今まで一生懸命になって世以子の身体を上げようと思っていたけど、なにが起こっているのか分からずにビックリして離れてしまった。
ゴキンッ!
なにかが外れる音が、世以子の首のあたりから聞こえてきた。
直後に首がビニール紐のように伸びていく。
そうなってさえも、吊された少女は、
ぷらーん、ぷらーん…………。
ビクンッ! ビクンッ! ビククンッ!
脱力しながらも、ときおり痙攣を何度も繰り返し、
ぱたたたたたたたた………………。
ブラブラとぶら下がりながら、弛緩した括約筋から尿が漏れだして、つま先から撒き散らしていった。
世以子へ与えられる恥辱はそれだけではなかった。
……首を吊った死体は、全身の穴という穴から糞便を垂れ流すという……
ぷー………。
突然のことだった。
世以子のお尻から間の抜けた音が聞こえたのは。
「世以子……?」
問いかけても、吊された少女は無言。
ただ、脱力しきった身体は、穴という穴の力までも抜けてしまったとでもいうのだろうか?
世以子のスカートの中からか細い放屁する音が聞こえてきたかと思うと、
ブリッ!!
あまりにもこの場に似つかわしくない音が響いたではないか。
それでも現実というのはこれ以上ないくらいにリアルで、無慈悲に直美の前に突きつけられる。
ビチビチビチッ!! ブリブリ!!
ショオオオオオオオオォォォォォ…………。
首吊りによって緩んだ括約筋から、容赦なく糞尿が溢れ出してきたのだ。
さっきまで温かかった太ももに尿の滝ができあがり、そこに液状の茶色い未消化物が混じる。
「世以子……世以子ぉ!!」
どんなに直美が呼びかけても、首を吊ってしまった少女はビクビクと痙攣するだけだ。そんな様子を見られて恥ずかしいと代弁するかのように、身体を揺らしながら……。
「死んじゃったの……嘘よ……一緒にここを出るって約束したじゃない!」
恐る恐る、直美は視点を上に上げていき、親友に問いかける。
世以子の顔を見なければいけなかった。
だけどホントは見たくない。これを見てしまうと、世以子が死んでしまったことを確認することになってしまうような気がしたから。
それでも見ないわけにも行かず、視線を上げていく……。
「あぁ……」
どこか諦めていたのだろう。
その諦めが、決定的なものになってしまう。親友の顔を見た瞬間に。
グルリと白目を剥き、空気を遮断された首から上はオーバーヒートを起こしてしまったのか、赤黒く染め上げられていた。
空気を求めようとぽっかりと開かれたままになっている口からはダラダラとよだれが溢れ出してきている。
テラテラと鈍く光るよだれは、セーラー服の藍色の襟に染みこんで、暗い染みを広げていた。
「嘘……だよね、死んじゃったなんて……嘘、だよね……」
変わり果てた親友の姿を見てさえも信じることができなかった。
気がつけば世以子の死体へと寄り添っていた。
ついさっきまで生きていたのに……。
足の付け根を見上げれば、生温かい汚物を漏らすばかりになっていた。
早くも柔らかい太ももは冷たくなり、ただ、
しゅいいいいぃぃぃぃぃぃ……………………
静かに失禁の音が、狭い個室に響き、世以子の内股を伝い落ちていく。
死者への辱めはそれだけでは終わらない。
ミチミチミチ………………。
ブポッ!
死してもなお解放されぬ生理現象に、少女の下着は限界にまで膨れあがると、
ミリミリミリ……ヌチョ……。
足口の隙間からペースト状のものがはみ出してきたではないか。
それはビシャリと自らが作り出したおしっこの湖に落ちると、跳ね上がった生温かい雫は直美のことを汚していく。
「世以子……世以子ぉ……」
それでも直美は親友から離れることができなかった。
スカートから覗ける足の付け根には、本当ならば白かったショーツが、茶色く汚されていた。
ミチミチミチ……プスプス……。
お尻が限界まで膨らむと、尿を垂れ流しているクレヴァスを伝って前の方までも茶色く汚辱されていく。
ヒクンッ、
ヒククンッ!!
少女の汚物によって蹂躙された秘裂がケイレンするたびに、
キィ……キィィ……。
ただ無機質に梁に吊されたロープが悲鳴を上げ、少女の首に深く食い込んでいく。
直美はただ、糞尿を垂れ流してぶら下がる友人を前にして、座り込んで生き返ることを哀願し続けることしかできなかった。
お終い。
たまには鬼畜な小説いかがだったでしょうか。
5日の〆切を越えたらちょっとは時間ができるかなと思っていたけど、そのまま改稿案に突入してしまったので、次の〆切もアクロバティックなことになりそうです。
それでは年内に会えますように頑張ってきます。
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