番外編:黒タイツには逃げ場がない2
百合でカレー成分が多いので嫌いな人は回避しておいたほうがいいと思います。
よおこそ、百合の世界へ
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「はぁ……はぁ…………はああぁ~~……」
ひとまずお腹の爆発を放ってしまった小夜は、大きく深いため息をついて崩れ落ちてしまった。
黒タイツによって失敗のすべてを受け止める羽目になり、下痢は秘裂の深いところにまで入り込んでしまっている。
チリチリとしたくすぶりを感じるのはクリトリスが剥けてしまっているからだろう。
背徳的な甘い感触に身体が勝手に反応してしまっているのだ。
それはシャノンも同じなのか、
「はぁ、はぁ……うんちおもらししちゃった……気持ち悪いのにおまたがムズムズしておかしいよぉ……」
戸惑いながらもおまたを前抑えするとグチュリと淫靡な音が響き渡り、
「はああああぁ……」
そのため息に官能的なものが混じっていた。
「ホルスよ……全部でたのか?」
「まだちょっと残ってる気がするけど……たぶんもう大丈夫だと思う。だけど……」
言葉を濁して、代わりに身体をプルプルと震わせる。
その理由はなんとなく分かった気がした。
だけど今はそんなことをしている場合じゃない。
ここは駅のトイレなのだ。一刻も早く綺麗にしなければならなかった。
下痢に湿ったショーツと黒タイツは脱げにくかった。
見たくないけどショーツの中を確認してみると、フロントプリントの猫さんショーツまでもが茶色く染め上げられている。なんだか申し訳ない気分になってしまって、
「うぅ、猫さんごめんなさい……今から綺麗に洗います……」
敬語で謝ってしまっていた。
初体験のときにも猫さんショーツを穿いて望んだだけに、小夜にとっては守り神のようなものなのだ。
そうしているうちにもシャノンもショーツを脱ぎ終えたらしく、ローライズの小さなショーツを両手でぶら下げていた。見るからに重たそうだ。
でもシャノンの視線はなぜか猫さんショーツと黒タイツに釘付けになっていて、嫌な予感がしたときには手遅れだった。
「小夜のおぱんつ、ちょっと貸してみなさいな」
「なっ」
気がつけば、猫さんショーツはタイツごと奪われて、小夜はローライズを持たされている。やはりというか、それは見かけの割にずっしりと重たかった。
「小夜の黒タイツ見てたら我慢できなくなっちゃった……」
「おい待てホルス、何をしようという……って、止めないかっ」
小夜が驚くのも無理はない。
シャノンは黒タイツに脚を通すと、うんちおもらししたショーツごと穿き上げてしまったのだ。
「ちょっときついけど、あはっ、なんだかあなたのうんちが食い込んできてピリピリして……っ」
「おのれホルスめ……」
目の前で官能的に身体をすくまらせているシャノンを見ていると、なんだか頭がボーッとしてきて、いけないと分かっているのだが……分かってはいるのだが……。
むにゅうぅ……。
小夜もローライズのショーツを穿かずにはいられなかった。
ちょっと大きめなサイズのはずだけど、きっとおもらしした量が多かったのだろう。
お尻に吸い付くようにしてフィットしてくる。
「ホルスのパンツがヌルヌルして温かくなってきてるぅ……っ。おかしいのに、こんなの絶対おかしいのにおまたがピリピリして悔しいけど……キュンキュンしてっ」
腰が抜けてしまったのか、洋式のトイレにしゃがみ込んでしまう。パンツを穿いたままだって言うのに。
哀しいかな、反射的にピュピュッとおしっこが漏れだしそうになってしまう。だけどここで漏らしてはいけない。シャノンにイニシアチブを握られるのが目に見えているからだ。
そんなことを小夜が考えているとも知らず、シャノンはお構いなしに覆い被さってきたではないか。
男女の仲だったら対面座位……と言える格好だ。
脚を開いたシャノンは向き合いながらも小夜の太ももに座ってくる。
むにゅりとしたものが太ももに潰れた感触が伝わってきた。
「こらホルス、のしかかってくるなっ、重たいではないか」
「小夜の小さな唇が誘ってきてるからいけないんだもん……」
「えっ……? ちょっ!?」
抵抗する前にシャノンに唇を奪われていた。
小さな唇同士が触れあうと、軟体生物のような舌が入り込んできて、歯を閉じていても歯茎をネットリと撫で回されて、
「ぷはっ」
息が苦しくて口を開くと舌を絡ませてきたではないか。
こうなってしまうと小柄な小夜はなにもできなかった。
女の子が相手だというのに背徳的な快感が込み上げてきて、頬が赤くなり、うなじから太ももまでほんのりと色づいてしまう。
チリチリと乳首が痛かった。
きっと勃起してしまっているのだろう。女の子が相手だというのに。
「は……はふっ、溶けちゃう……からだ、溶かされちゃう……」
「そんなこと言って、小夜も舌を絡ませてきれるじゃらい……ん、ふぅっ」
よだれが混じり合ってブラウスを汚していく。
尖り合った乳首が合わさってコリコリとした快感に濡れてしまう。
「れちゃう……おしっこれちゃう……」
「わたしもおしっこ、小夜にかけちゃう……っ」
「んああっ、ホルスのおしっこ温かくて……え……えぐぅっ」
「小夜が食い込んで来てぇ……くぅっ」
ぶる、ぶるぶるっ!!
二人は身体を重ねるようにして痙攣する。
ぷしゅっ、しゅいいいいいいいいいいいぃぃぃ……。
じょろろろろろろろろろろろろ……。
「漏れてぇ……漏れて……りゅぅ……ホルスにおしっこかけらえてりゅぅ……」
「すっごくスッキリして……おしっこってこんなに気持ちよかったんだ……」
失禁の二重奏が個室に響き渡り、もっさりとシャノンのものが詰まったショーツがジンワリと生温かくなり、お尻を撫で回していった。
シャノンも緩んでしまったのか、太ももをサラリとした生温かい手で撫で回されていく。
ポシャポシャとお互いのショーツから濾過されたおしっこは茶色く染め上げられて、泥水のようになって少女たちの内股を汚していった。
そのせせらぎを味わうように、二人の少女は向き合い身体を密着させて、官能的に美肉を震わせ続ける。
* * *
「いい? おパンツは明日交換なんだからね?」
「あ、ああ……だけどホルスのパンツぶかぶかする……」
なんとかお互いのショーツを洗いきったものの、なぜか猫さんショーツはシャノンに奪われてしまったので必然的にローライズのショーツを穿くことになってしまった。
こんなに頼りないパンツではすぐにお腹が冷えておしっこに行きたくなってしまいそうだった。
しかも水洗いしたばかりで湿っているし。
だけどそれは杞憂に終わったようで、
「ちゅっ」
「ホルス、何をするかっ」
「おぱんつを温めてあげるおまじない」
不意打ちみたいなキス。
さっきのことが鮮明に甦ってしまって、
「うあぁ……」
洗い立ての冷たいショーツにヌルリとした感触が広がる。
モジモジと内股を擦り合わせるも、クロッチに生温かいおもらしが染みこんでしまった。
「ほら、早くしないと太助くん待たせちゃってるんだから」
「あ、ああ……」
シャノンに手を引かれてトイレを出る。
トイレを出ればどんなにパンツが汚れていても平然としていなくてはいけないのだ。
おしまい
いかがだったでしょうか。
トイレでこんなことがあったから小夜は珍しく生足だったというオチでした。
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コメント
いつも楽しみに読まさせていただいてます。
この番外編も最高でした(本編よりもエロい気がしますが)。
これからもお身体を大事になさって、執筆活動を続けてください。
P.S.先生の作品のおかげでオムツっ娘の素晴らしさがわかりましたw
書き込みありがとうございます。
ブログ小説は本編よりもマニアックな事に走れるぶんだけ、書いててブレーキがかからなくなってしまいますが、お楽しみいただけで幸いです^^;
気がつけば今年はブログでおむつものを書いていないという由々しき事態ですが妄想を膨らませて書いていきたいです。
素晴らしいです
やはり素晴らしいです。
できれば本篇に収録してほしかったです。
暗さのない、楽しげなマニアックプレイってのが大好きなのですが、マニアック=ダーク、鬱っぽい、ってのが多くて、イヤでした。
だけどこれは、まさに大好物な作品。
一見汚いように見えても、とても愛おしく感じられます。
これからも、もっとこの方向で!本篇作品でもオシッコだけでなく、カレーっぽいものも、モンブランっぽいものも、どんどん書いていただきたいです。
これからも購入していきますね。
ありがとうございます!
楽しんで頂けたようでよかったです。
よく怒られる作風なのでこのままで良いのかなと内心思っていたところでして^^;
ありがとうございます。励まされました!
おかげさまで元気が出てきたので、いま執筆中の作品もブログも頑張って書き進めていきたいと思います。
今年の夏前には……っ
拝見させて頂きました
女の子同士肌を合わせての排泄は素晴らしいです、おぱんつ交換は夢のシチュエーションですね、ましてやそれがどろどろの中身の詰まったものならば…っ!
お互いの合わさった下半身が汚れて行く様が素晴らしいです。
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