らきすたの2次おもらし小説。
久しぶりすぎる更新。
あんまり拍手が多くないシリーズだけど、結構気に入ってるのでうpしてみる。
姉の下痢浣腸を受けておむつを充てられたつかさの運命や如何に。
このシリーズを最初から読む!
だけど勝負はあっけなくついてしまった。
教室のドアを開けて、廊下に出る。そこにはつかさのお腹の具合なんて関係無しに、生徒たちの往来があった。
つかさは今更ながら、なぜこなたがこの教室を使ったのか理解したのだった。
「うそ……トイレ………遠いっ」
呆然と、つかさの呟き。
トイレに辿り着くまでには、長い廊下を歩かなければならなかった。直線にして100メートルくらいだろうけど、まっすぐに伸びた廊下は延々と続いているように見える。
背筋に、冷たい汗が流れ落ち、額にも汗が珠のように浮かんでくる……。
一歩、前に進み……二歩目もよろめきながら進む。三歩目、足を踏み出そうとしたときだった。
ぶぴゅ………
不吉な音がおむつのなかで弾けると、正真正銘の液状便が広がる感触がした。
熱くて、痛い。
大体、こんな状態で歩こうだなんて思ったことがそもそもの間違いだったのだ。
ぱんぱんに膨らんだ水風船の出口の力を抜けばどうなるかなんて子供でも分かる。
ぽっこりと膨らんだお腹が、急に楽になっていくのが分かった。
「えっ………」
驚いたときにはもう遅い。
ぷりゅぷりゅ、
ぷりゅりゅっ、
と可愛らしい音を立てて、ほとんど無抵抗でお尻の柔肉の間を下痢が滑り出していたのだ。
一瞬にしておむつの中が激辛カレーに満たされたかのようだった。あまりにも辛すぎるカレーは、それは苦痛となる。哀れな下利便噴射の始まりだ。
ぶじゅじゅじゅじゅっ!!
ぼぼぼぼぼぼっ!! ビチッ!!
「い、いやゃああぁ………
おっ、おっ、おっ、おっ、………お姉ちゃんのがぁ………」
液体と気体が混じり合った炸裂音。
くぐもった音に数人が気づき、そちらのほうに視線を向ける。その中心にいたのは、言うまでもなくつかさだった。
立ったまま、お尻を後ろに突き出し、手はスカートの前の方にあてられて、表情は硬く、目を見開き、口を半開きにして脂汗を浮かべている少女……。
立ってはいるが、誰がどう見ても少女は、
「行為中」
であった。
女の子らしく足を閉じて、平静を装おうとはしているものの……そんなことでは誤魔化しきれない過失……。
容赦のない排泄音に、誰しもが茶色い濁流が内股を伝い床に広がっていくのは時間の問題だと思っていた。
だけどなんでこんなにも漏らしているというのに、こぼれてこないのだろうか……? そんな周囲の疑問は、次の瞬間には氷解することとなる。
「ああっ」
漏らしながらも健気に歩を進めようとしたつかさは、自分の足に躓いて転んでしまったのだ。
うつぶせに、お尻を突き出して廊下に手をついてしまうつかさ……そのスカートは無情にもめくれ上がってしまった。
お姉ちゃんのおしっこで黄色くなった、ぴんくの花柄のおむつ。みんなにおむつを見られてしまった。だけど、そんなことは今のつかさにとっては些細なことでしかない。もっと大きな問題は……、
転んでしまって腸が圧迫され、お尻の穴が全開になってしまったことだ。
「~~~~~~!!!」
ビジュ、ビジュジュ、ジューーーーーーーーー!!!
爆発的な排泄音。
と同時に丸見えになっているおむつが瞬時に茶色へと染まっていく。うすく、ペースト状に広がっているのが気の毒なくらい分かった。
お姉ちゃんのうんちは酷い液状便だった。
うつぶせに倒れてしまったと言うこともあり一気に前の方へとクレヴァスに沿って流れ込んでくる。熱く、どろどろとしたその下痢は、ある種官能的な感触をつかさに与えていた。
「お、お姉ちゃんのが前に……っ」
ぶるっ
と震えるとビジッというおとを響かせておむつを更に薄く広がらせていく。前へ、前の方へ……。
「これはいいorzですね」
嗜虐的な笑みを浮かべたこなたは、つかさを見下ろしながら言い放った。
「元はと言えばあんたが原因じゃないっ!」
「そうそう、かがみんが遠慮無くおもらししちゃったのが原因だよね」
「うっ……」
とにかく……、
つかさをこのまま放ってはおけない。一刻も早くトイレに連れて行ってあげなければ。
「大丈夫? つかさ、歩けそう?」
「お、お姉ちゃぁん………まだ、出ちゃう………」
つかさに寄り添うかがみ。
細かい震え、赤らんだ頬、それでも苦痛に耐えようと歪む眉……寄り添えばこそ分かる妹の苦しみ。そんなつかさに、
「トイレまで我慢して」
なんて酷いことは言えなかった。
妹がこんなに苦しんでいるのは、元はと言えば我慢できずに下痢を漏らしてしまったからなのだ。もっと自分が我慢することができていればこんな目に遭わせることも無かったはずなのに。
「く、苦しっ……お姉ちゃ、苦しいよぉ………っ」
せめて、うつぶせに倒れたままになっているつかさを起こしてあげる。立たせてあげることはできなかった。せめてしゃがませてあげれば、おむつを見られることもない……。
せめて、茶色く染まったおむつをみられることなく終わらせてあげたかった。
ぐ、ぐぎゅるるるる…………
そう、つかさのお腹の中には、既に一週間のうんちが便秘によって溜まっていたのだ。
一度蠢動をはじめた腸はつかさの意思に反して毒素を吐き出そうと決めたらしい。
無情なまでの生理現象に、少女はただ両膝を抱えて小動物のようにぷるぷると震えながらも『その時』を待つことしかできなかった。
次回、それでは今日の『その時』です。
アルテマ・アゲイン5につづく
10ヶ月ぶりのシリーズ更新。
ずいぶん長い間滞らせましたね……我ながら。
べ、別に累計拍手をこっそりと気にしてたわけじゃ(ry
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