加奈、黄色くなったおむつに鼻を押しつけてみるの巻。
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「スカート、めくり上げてみて」
「………」コクン。
深い藍色のスカートの両端がつまみ上られ、内側から顕れたのは黄色くなったおむつだった。
たっぷりとおしっこを吸収した紙おむつは、もこもこと膨らんでいてそれだけで愛らしく見えてしまう。
「あはっ。やっぱり……小町ちゃん、すごく良い匂いするよ?」
「か、嗅いじゃだめぇ……」
「そんなこと言っても……く、苦しいぃ……小町ちゃん、自分で押しつけてるよぉ……ぷはっ」
黄色くなったおむつに顔を埋められると小町は恥ずかしそうに加奈の頭を抑えるけど、それは自らの股間に押しつけ、欲望を貪ろうとしているかのようだった。
はぁ………はぁ………はぁ………
二人分の熱い吐息が混じり合い、個室内が生暖かくなっていく。スカートの中に顔を入れる少女に、その少女を受け入れようとお行儀悪くがに股になってしまっているおかっぱの少女……。
「……すんすん………くん、くん……くぅん………………ぷはっ………くん……」
「んっ……んぅっ……あ、はぁ………はぁ………あっ………うぅ……」
キュンッ……
やがて幼いスリッドが浮き上がったスパッツから滲みだしてくる、トロリとしたハチミツ。だけどそのことに漏らしている本人さえも気付かないほど、加奈は行為に熱中している。それは小町も同じことだったのだろう。耳まで真っ赤にしているのにボーイッシュな少女の頭を自らの股間に押しつけている。今の二人には、羞恥心さえも快楽になっているのだ。
「んっ……ふぅ」
「あっ……あはっ……」
キュンッ、キュンッ…………
宙を見つめ、小町はおむつを穿いたまま軽く逝ってしまったみたいだ。真っ白な内股がぷるぷると小刻みに震え、紙おむつからミルク臭が湯気とともに発散される。最近のおむつは通気性もいい。
「……あっ……か、加奈ちゃん……わたし……気持ちよくて震えちゃった……」
それと同時にスパッツに浮き上がる幼いスリッドも収斂し、プシュッと小さな音を立てると暗い染みが広がった。
「わたしも小町ちゃんのおむつの匂いでパンツ汚しちゃったよ」
個室に、少女の甘いハチミツの臭いが立ちこめてくる。
加奈はうっとりとした定まらない視点で、紙おむつを降ろしていくと……、
おむつ少女33につづく
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