小町のおむつの中から出てきたのは、なんと……。
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なんと、おむつの中から出てきたのは、黄色く染まった加奈のパンツだったのだ。
湿った生地は幼いクレヴァスに食い込んで微かな痙攣さえも浮き上がらせている。
キュンキュンッ……見られると、どんなに止めようと意識しても痙攣は止まらない。小町のお股は、切なげに痙攣を続けている。キュンッキュンッ、プシュッ………じゅわぁ……。
「な、なんで小町ちゃんがわたしのパンツを……?」
「そ、それは……」
内気で口べたな少女は言葉を絞り出し、それっきり黙り込んでしまう。おかっぱの前髪に黒瞳が隠れ、なにか言葉を必死に紡ごうとしているのは分かるけど……。
こう言うときに急かすのはいけない気がしたから、加奈は黙っていることにした。
こうしてどれくらいが経っただろうか。まだ朝の会の予鈴が鳴っていないので、そんなに経っていないのだろう。
だけど、沈黙に包まれた二人だけの個室はとても長い時間に感じた。
「……ごめん、なさい……昨日の夜、加奈ちゃんのショーツを穿いて、そのまま寝ちゃって……それで……おねしょしちゃったの……」
「小町ちゃんが……わたしのパンツを穿いて……寝ちゃった……?」
加奈が目眩を覚えたのは、おねしょで濃縮されたアンモニア臭のせいだけでは無いのだろう。
なぜか、この時、加奈は嬉しかったのだ。
(小町ちゃんが、わたしのパンツを穿いて寝てくれた……それって……なんだか……)
そのことが、ただ単純に、とても嬉しく思えた。
「ありがとう……小町ちゃん」
「えっ? ……なんでお礼をいうの? 加奈ちゃんのショーツ、汚しちゃったのに……」
「なんでだろ? ほら、早くおむつとパンツ脱がないとかぶれちゃうよ。脱がしてあげるっ!」
「きゃあっ!」
膝当たりまでおむつとショーツを脱がして、おかっぱの少女が驚き終える前に洋式の便座に座らせる。そこから脚を上げさせて、一気に汚れ物を脱がしてやる。
驚き終えるころには小町の下半身はすっぽんぽんになっていた。
おもらしで黄色くなったパンツ。そのクロッチの内側には『とろとろ』がへばり付いていて、それは小町ちゃんが匂いを嗅がれて気持ちよくなってくれた何よりもの証。
ネバッとお股とクロッチの間に糸が張って、羽のように消えていった。
「パンツ、返してもらうよ?」
「え?」
小町は再び驚いてしまう。
目の前にいる大好きな友達が、スパッツとショーツを脱ぐと、もっちりとしたお股が露わになる。
加奈は、返してもらった黄色くなったおもらしショーツに脚を通すと……、
おむつ少女34につづく
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