授業中に、少しずつのおしっこおもらし遊び。
重ね履きしたパンツの4枚のクロッチとスパッツは、少しくらいのおしっこは吸収してくれる。
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異変が起こったのは、給食が終わって5時間目に入った直後だった。
ぎゅ、ぎゅるるるるぅ………。
加奈のお腹に腸が捻れるような音が響いたのだ。その振動に、少女の背筋に冷たい汗を浮き上がる。
「あっ……あれ……?」
加奈は自らの身体の変化に戸惑いつつも、Tシャツ一枚に覆われたお腹に手を当ててみた。
お腹の痛みは、無い。
(……気のせい、だったのかな?)
便秘持ちの加奈にとって、お腹が痛くなることなんてほとんど無い。だからこのときも気のせいだと思ったのだ。……昨日、おもらししちゃったし。
それよりも……。
ボーイッシュな少女は、スパッツに包まれた自らのお股に手を当てる。
そこは見ただけでは分からないが……じんわりと湿り気を帯びていた。
重ね履きされたショーツに染みこんだ2人分……加奈と小町のトロトロ。夏場の暑気にあてられて滲み出してきた汗。そして、新しく『けーれん』しちゃって出てきちゃったトロトロ……。
だけど、それだけじゃない。
今日は、あれからまだ一度もトイレに行っていなかった。
手に当てたお腹を少し押し込むと、ささやかな尿意を訴えてきた。
「ん………………ふぅ………」
加奈は悩ましげに眉をゆがめると、鼻に掛かるような吐息を漏らす。
お股のすぐそこにあるおしっこが漏れだしてきて、蒸れ返ったパンツの中に満たされていく。
じわ……じゅわじゅわじゅわ……
無音の、おもらし。
すぐに4枚のクロッチが吸水してくれるので、少しくらいおもらししても外にはなかなか漏れ出してこないし、その上スパッツで覆い隠しているので少しくらいのおしっこは分からない。ただ、じわりとお尻が生暖かくなっていく。
少しずつ、少しずつ、少しずつ……。
やがて、スパッツから滲み出してきたおしっこは、お股の間に少しずつ溜まっていく。
じわ…………
もわっ…………
「あ………………あふぅ」
染みだして椅子に溜まってしまったおしっこはハンカチで拭き取って机の中にしまっておく。なんだかイケナイ遊びを覚えたみたいで、ドキドキしてしまう。
それに、おもらしでぺったりと貼り付いているパンツには紛れもなく小町ちゃんのトロトロが付いていて、そのことを考えただけでお股が変な感じに『けーれん』してしまうのだ。
……しゅいいいいぃぃ…………
ハンカチを仕舞ったときに、後ろの席から微かなくぐもった水音が聞こえてきた。
(……小町ちゃん……?)
振り向くと、おかっぱの少女はびくりと固まってしまう。それでもおしっこはすぐに止められないみたいで、小町ちゃんは虚空を見つめたままのおもらしを続けた。
しゅいいいぃ……………うつろな瞳で、それでいて頬がだんだんと赤くなっていって……。
水音が終わると、小町ちゃんは小さな舌を出して照れ笑いした。だから加奈もやっちゃったねと小さな舌を出した。
だけど加奈は忘れていた。
今、この瞬間も、昨日飲んだ下剤が腸内を蝕んでいることを……その時はそう遠くないことを……。
おむつ少女37につづく
次回、おならだと思ったら実
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