おならだと思ったら「実」。
もう後戻りは出来ない。
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5時間目も半ばに入ろうかという頃。
ぐぎゅ、きゅるるるるううぅぅぅ………
(やっぱり気のせいじゃなかったんだ……)
実感すると、途端にお腹が痛くなってくる。昨日飲んだ下剤『アルテマ』の効力がまだ残っているのだろうか? 腸が蠢動し、時間に比例して排泄欲を強く訴えかけてくるようになる。と、腸内の圧力が急に上がり出した。
(あっ……おなら……ここで出しとかないと……余計つらくなっちゃう……ちょっとくらいなら……)
椅子と密着しているお尻を少し浮かせて……ゆっくりと……、ゆっくりと……、
プチュッビチチッ!!
(ひぃっ!?)
確かな感触が、お尻の谷間に感じされる。
熱く、取り返しの付かない感触が……。蒸れ返ったパンツの中で茶色い物体が解け合って、広がっていく光景が容易に想像できた。
(ど、どうしよう……これって……)
出ちゃってる。
無視するには少し多すぎる量が、確かにお尻の間に挟まって、パンツに茶色い染みを作ってる。きっと下剤でドロドロになった下痢だ。ぷんと質量のある香りが股間から立ち上ってきた。
うだるような夏の教室だというのに背筋が凍り付く。
(……昨日と、同じ失敗は出来ない……よね……?)
時計を見ると、授業が終わるまであと15分ある。ちょっと耐えられそうにない。
「せんせーい、ちょっとトイレに行ってきまーす」
加奈は堂々と手を挙げると、担任はやれやれといった感じで頷く。これでひとまず安心だ。早くトイレに行って綺麗にしなければ……。
立ち上がると、むにっ、とお尻に何かが挟まった。ドロドロとした熱い物体が性徴期特有のぷっくりとしたお尻に挟まって、広がっていく。
それでもお腹が痛いことを悟られないようにとお尻を閉じなければならなかった。せめて、教室を出るまでは……。
おむつ少女38につづく
次回、膨らむスパッツ(;´Д`)ハァハァ
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