授業中に静まりかえった廊下をあるく加奈。
下剤の影響を受けてお腹の調子は一気に下り坂に……。トイレを目指しながらも、幼いスパッツは熱く、薄く盛り上がっていく。
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授業中のシンと静まりかえった廊下。昨日、盛大なおもらしをしてしまった場所……。
記憶って言うのは無情なもので、思いだしたくなくても勝手に思いだしてしまうものだ。
(ここでなら、漏らしても誰にも気付かれない……)ふとそんなことを考えてしまう。
『やっちゃえよ、今なら誰も見てないぞ』耳元で悪魔が囁きかけてくると、キュルユルとお腹が痛くなってきた。
「うっ……くぅ~~~………」
でもダメだ。ここで漏らしてしまったらパンツがダメになってしまう……せっかくの、小町ちゃんのおもらしパンツ。
だけど下剤って言うのは一度効き始めたらそこからは容赦ないみたいで、加奈がどんなにつま先立ちになって括約筋の足しにしようとも、ドロドロに溶かされた軟便は女の子の柔らかい桃尻の間を確実に蝕んでいく。
プチュ………プチュプチュ………
「い、いや………はぁ……はぁ……はぁ……」
少し歩いては立ち止まり……痛みが引いたら再び進み……こうして道半ばまで来た頃……、
既にスパッツのお尻の部分は滑らかに膨らみ、確かな異臭を放っていた。
内股でつま先立ちになり、お腹に手を当てるも、腹痛に背筋を伸ばすことも叶わずにお尻を後ろに突き出して、必死で便意に耐える。
そのお尻が、薄く、確実に軟便に押し上げられていく。
ぷちゅ……にゅるにゅるる………
水色と白のチェックのスカートを穿いていたのがせめてもの救いだった。もしもそれさえもなかったら少女の恥ずかしいヒップラインが浮き上がっていたことだろう。
「だめぇ……小町ちゃんのパンツこれ以上汚したら……うぅっ!!」
ぶっ……にゅるるるっ!!
「あっ、あっ、あっ、」
腸内の圧力は一歩前に進むごとに強くなっていくようだった。それに従い吐き出されるものも熱く、痛いものへとなっていく。
ビシュッ、ジュッ、………ビジジッ!
「おっ……まだ……まららめぇ」ビジッ「おっ……おしりが痛いぃ……熱いぃ……痛いのぉ……!!」ぶちゅぅっ!「い、いやぁ……い、いぎゃぁぁあっ」むりゅむりゅりゅっ「あっ、あっ、あっ、ああぁ………」リュリュリュ……ビジビジッ「あっ、はぁ~~………あっ、ふぅ~~~………ふぅ~~~………ふぐぅぅ……!!」ブジュジュジュジュ!!
もはや加奈は歩きながら漏らしていた。……いや。漏らしながら歩いていたと言った方がより近いのかも知れない。もはや少女の括約筋と桃尻をどんなに締めても熱い下痢の漏洩は止められなかった。
それでも加奈はトイレに向かう脚を止めなかった。昨日と同じように諦めてしまったら、小町ちゃんと一緒に………………「うぅ!?」
ブポッ!!
………………………………ぼふんっ!!
……………………………………………………………ぷすぷすぷす………。
まるでお尻のすぐそこで爆弾が爆発したかのような感触。
急激に腸圧が高まると、容赦なくおならが炸裂してしまったのだ。瞬間的にスパッツが大きく膨張し、ぷすぷすと腐敗臭を放ちながら、少しずつしぼんでいく。
「うぅ……はぁ……はぁ……はぁ……はぅ………」
さすがの加奈もこれには足を止めてしまった。少しでも脚を前にずらしてしまえば、お尻の隙間から空気とともに熱い未消化物が爆発するに違いない。
「はぁ~………はぁ~………はぁ~………」
だけどこれは加奈にとってチャンスなのかも知れなかった。おならをしたことにより腸圧が下がり、幾分お腹が楽になったのだ。
「……これなら……行ける……」
そこからトイレまではよく覚えてない。あんなにも長く感じられた廊下をフラフラながらも早歩きで通り抜け、トイレのドアを引いたのは確かだった。
ピンク色のタイルがこんなにもありがたく感じられたのは、生まれて初めてかも知れない。ああ、でも気が抜けてしまったのか再びお尻がきつくなってくる。だけどもう大丈夫だ。トイレはすぐそこ。もう、我慢できる……!
だが、今の加奈に、僅かながら高くなっている敷居を気にする余裕があるはずは無かった。
上履きのつま先が、敷居に引っかかると、少女の身体は無情にも前のめりに舞い上がり……。
おむつ少女39につづく
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