トイレに辿り着いた加奈は、しかし無惨にも敷居につまずいてしまい、お尻を突き出してうつぶせに転んでしまう。スパッツの中で爆発のような下痢おもらしが始まり……。
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ここまでくればあとはラストスパートだ。ゴールはもうすぐ……加奈の胸の中に希望の光が芽生えると、大きな一歩目を踏み出し………踏み出すことが出来なかった。
かつんっ………
つま先に何かが当たると、加奈の視点は縦に流れて跳ね上がったのだ。
(あ……わたし……飛んでる……?)
そう思ったのもつかの間、今度は一気にピンクのタイル床が近づいてきたではないか。
反射的に両手を出すも……ショックを和らげることも叶わずにほっぺたが大根おろしみたいにタイルに擦りつけられた。
走り出そうとした一歩目にトイレの敷居に勢いよく躓いてしまった……そう理解するころには全てが手遅れだった。
犬が『待て』をするときのようなポーズで、お尻を突き出して、全ての痛みに耐えなければ成らなくなったのだ。
ペロリと捲れたスカート。黒いスパッツは、発展途上の形のよいお尻がぽっこりと膨らんでいる……そのお尻が、歪に痙攣すると……、
「いっ、や、だ………ぎゃ、…………あっ………ぎゃだああああああ!!」
ブリュリュリュリュ!
ビチビチビチッ!! ビシューーーーーー!!
全てが、痛かった。
全てが、焼けるように熱かった。
全てが、もう、どうしようもないくらいに手遅れだった………。
「あっ、やっ、あああああああああああああああ!!」
ブチュチュチュ、ブポッ!! ブボボ! ブジュジュジュ!!
火薬って言うのは空気が無ければ爆発しない。空気と混じり合うことで初めて爆発するのだ。
正に、今の加奈のスパッツに覆われた尻のように……。
空気と下痢の混合物は尻のすぐそこで何度も爆発を起こし、汚らわしい爆発片をパンツに叩きつけていく。
ブスッ、ブススッ!!
ブポッ、ブリュリュッ、……ブポッ、ブポぽっ!!
既に下痢便で覆い尽くされたパンツはすぐに空気を逃がすことが出来ずに、炸裂ごとに膨らみ、しばらくしてプスプスとしぼみ……再び大きく膨らみ……段々とその大きさを増していく。下痢が、パンツの中に溜まっているのだ。
「あっ、あっ、あっ、あっ、ああああっ」
やがて逃げ場の無くなった下痢便は、重力に従い幼いクレヴァスに流れ込んできた。幼い縦筋が、真っ赤なマグマに蹂躙され……、
「お、おぐうぅ!?」
ただでさえ授業中のおもらし遊びで軽く逝き続けて敏感になっているお股……そこに灼熱の流動体が流れ込み、少女の身体は誤作動を起こしたかのように痙攣し始めた。
ビクッ! ビクッ! ビクンッ!!
ビチッ、ビヂヂッ…………ぶしゅうううぅ!!
(や、やだぁ……お股……壊れちゃう……壊れちゃうのぉ……!)
これ以上お股が熱くなったら、身体が壊れてしまうような気がする。早くおもらしを止めなければいけないのに……ビクッ! ビクッ! もはや少女の括約筋は制御不能に陥っている。締めるとか弛めるとかそう言った事ではなく、勝手に痙攣し続けているのだ。
(ダメッ……! おかしい! おかしいよぉ……! お股のケイレンが止まらないのぉ……!!)
ヒクンッ……ヒクンッ……
ブポッ、ブポポポポッ ビジュジュジュジュウウウゥゥ!!
ブッ………ムッチュウゥゥゥ………
下痢に塗りつぶされてぼやけた輪郭であっても、なお少女の痙攣ははっきりと浮き上がり、そこに新たな未消化物が流れ込み、更なる痙攣を呼び起こす。
「いぃっ……ぎゃああああぁ……」
だけど全てはスパッツの中の出来事。
端から見れば、ボーイッシュな少女が四つんばいになり、尻を突き出してダンスを踊っているようにみえなくもない。そしてその恥辱にまみれたダンスは、まだまだ終わりそうになかった。
おむつ少女40につづく。
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