大きい方までオネショしてしまった憂は、姉の手によって眠っている間におむつを外されてショーツに履き替えさせられている。
しっかりものの妹である憂は、まさか自分が毎晩のようにオネショを繰り返しておむつを充てられているだなんて思ってもいない…そんな話。
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むわっ……。
そこは妹の身体から出てきたことが信じられないほどの腐敗臭に満ちていた。
万能な妹の体内に、こんなに醜い下痢状の物体が詰まっていただなんて。
バリバリと音を立てないように、静かに妹のおむつテープを外し、ゆっくりとおむつを解放していくと、やがて全貌が明らかになっていく。
うっすらと薄暗く青白い朝日に、黒に近い焦げ茶色のペーストがべったりと貼りついていた。
おむつの外側には黄土色の染みができていたけど、内側はどす黒くドロドロとした下利便だ。
「カレーパンみたい……」
思わず唯は呟いていた。
確かにそれはカレーパンにそっくりだった。
吸水ポリマーという名のパン生地に水分を吸い取られ切った下痢は、水分を吸い取られ切手くっきりと妹のクレヴァスの形をスタンプのように浮き上がらせていた。
……だが……。
「こっちはドロドロのままだね、憂」
姉の言うとおり、無毛のパイパンには出てきたままの状態と思われる下利便がまとわりついていた。
ネットリとしていて、何日も成熟を重ねた熟カレーを彷彿とさせた。
よほど便秘で苦しかったのだろう。
便秘薬を飲み過ぎた結果がこれだ。
おむつを当てられていなければ、ショーツから下痢おもらしがはみ出していたことだろう。
それでも惨状であることには変わりなかった。
「これはお掃除が大変そう……」
まずはおまたを覆うようにへばりついている未消化物を拭き取ってやらなければいけない。
大量のティッシュを手に取り、妹のおまたに当て……ぐにゅっ。
生暖かく、ぬるい感触が指先に広がった。
その感触に負けないようにとパイパンにこびり付いている下痢をぬぐい取っていく。
こうしているうちに、
「うにゅ……」
ちょっと強く触りすぎただろうか、妹は苦しげに眉をしかめたではないか。
こんなところで目を覚まされたら一巻のお終いだ。
憂のうんちおもらしを知っているのは唯だけで良いのだ。
妹にはしっかりものでいてほしい。
おまたを拭ききると、汚れた紙おむつを抜き取って、代わりに綺麗なバスタオルを敷いて、お尻を拭き始めた。
こうやって少しずつ気付かれないように綺麗にしてやるのだ。
だけど。
「んっ……にゅぅ……」
とつぜん憂が息み始めると、綺麗に拭き清めた菊の花がピクピクと痙攣し始めたではないか。まさか。
と思ったときには手遅れだった。
プリュプリュプリュ……。
下剤に溶かされた、柔らかうんちがドロリとこぼれ出してきてしまったではないか。
こうなってしまうと無理やり止めて逆流させるわけにもいかない。
妹が出すがままにさせるしかないのだ。
プチュ、プチュチュチュ!
排泄を重ねるごとに水分の割合が上がって、ほとんど水溶便になっていく。
肛門から漏れ出してきている下痢も、すでに水分そのものといっても過言ではなかった。
下剤は身体の奥の方のうんちからドロドロに溶かしていくのだ。
こうして水分の全てを出し切った妹は、再び安らかな寝息を立て始めた。
後に残されたのは、ぐちょぐちょに茶色く染め上げられたバスタオルだけだった。
「ぎ、ぎりぎりセーフ?」
額の脂汗を拭いながら、唯は呟いた。
大丈夫、バスタオルは派手に汚れてしまったけど、ベッドにまでは染み出していないはずだ。
それでも早く綺麗にしてあげないと、匂いが残ってしまうかも知れない。
それに空のうっすらと青白くなってきて、かなり明るくなってきていた。
残された時間は少ない。
部屋に香りを残すわけにはいかないのだ。
「早くしないとっ」
唯は、普段からは想像もできない手際の良さで妹のお尻をふきふきしていく。
もとより集中力は誰よりもあるのだ。
普段はやる気がいまいちわかないって言うだけで。
それにいつも妹のおむつを交換しているので、こういうことは慣れっこだ。
「綺麗にしてあげるからね、うーい」
こうして丹念にティッシュでぬぐい取っているうちに、外から差してくる朝日は強くなっていて、一本の陰毛の生えていないパイパンに、細やかな産毛が金色に光っていた。
ここまで綺麗にしてあげれば、まさか自分が下痢をおもらししただなんて思いもしないだろう。
「よし、これで十分だよね。」
一仕事終えた唯は、額に光る汗を満足げに拭ってみせた。
これで後は水玉ショーツを元通りに穿かせてあげて、パジャマも元に戻しておけば完璧だ。
こうして妹のおもらしは姉によって毎晩隠されているのだ。
「ふあぁ~あ、一仕事したら眠くなっちゃったよ。ちゃんと起こしてね、憂」
頬に軽いキスをして、唯は妹の部屋から退散していく。
唯は眠たげに目をこすり、部屋へと引き返していく。
唯がいつもギリギリまで寝ているのにはこんな理由があったのだった。
エピローグにつづく
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