しゅいいいぃぃぃぃ……………。
千早「はぁ……おトイレに間に合って良かった……」(夢の中)
そんな千早は、現実ではおむつにおねしょしてしまって、翌朝兄に脱がしてもらうことに。
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「んんっ」
布団に横たわっている千早は、苦しげに眉を歪めると、
「んんっ、ううぅぅ~~……」
しょわわわわわわわわ~~~。
千早のおむつからくぐもった水音が聞こえてきたではないか。
それはなんの躊躇いもなく、放尿そのものと言えた。
夢の中では気持ちよくトイレに向かっておしっこをしているのだ。
無理もないことだけれど。
しょおおおおおおおおおお…………。
もしもおむつを充てていなかったら大きな世界地図ができあがっていたことだろう。
そんな千早の紙おむつが、
もこ、もこもこもこ……。
ゆっくりと、静かに膨らみだした。
紙おむつに縫い付けられている吸水ポリマーは、おしっこを吸収するとモコモコと膨らむことによって水分を閉じこめるのだ。
しょわわわわわわわゎゎゎ~~~。
ピンクの花柄が散った白い紙おむつは、鮮やかなレモン色に染まっていき、生温かくモコモコと膨らんでいく。
そんななんの躊躇いもないおねしょをしている千早は、どこか幸せそうな笑みを浮かべていて、
ブルルッ。
大きく身震いすると、千早は再び安らかな寝息を立て始める。
きっと夢の中でもおしっこを終えたことだろう。
「はぁ……気持ちよかった……むにゃむにゃ……」
一回り大きくなったおむつに脚を開いて眠りながら、千早はすぐ横で寝ている兄の腕にしがみついた。
* * *
「うえぇん……お兄ちゃん、千早、おねしょしちゃったの……」
翌朝、千早が目覚めると、紙おむつはすっかりモコモコに膨らみきって、冷たくなっていた。
吸水ポリマーのおかげでサラッとはしているけど、お尻のほうにまでおしっこが広がってしまっているので冷たくて気持ち悪かった。
「ほら、泣くなよ。綺麗にしてやるから」
「うぅ……ありがとう……お兄ちゃん」
何度味わっても、この気持ち悪さには馴れることができない。
泣いていると、兄がお湯をたたえた洗面器と換えのパンツを持ってきてくれた。
「お兄ちゃん、お願い……なの」
「ジッとしてるんだぞ?」
鮮やかなレモン色に染まったおむつを兄に晒す。
脚を広げ、それはまるで赤ん坊のように。
ペリペリと紙おむつのテープを剥がされると、
もわ……っ。
おむつの内側から解放されるアンモニア臭。
そしてやっぱり、さっきまでおまたが当たっていたところは真っ黄色に染まり上がっていた。
「まずはおむつをどかして、と……いま温かいタオルで拭いてやるからな」
「うん……おまた、おしっこくさいからお願いなの……」
ヒクヒクと痙攣しているおまたを兄に向けて晒す。
小学5年生で、しかも家族のように育ってきた兄だ。
恥ずかしいとかそういう感情は湧いてこなかった。
柔らかいマシュマロのようなおまたに、スッと一本通った筋。
そこからピンクの小さな花びらが、ぴょっこりと顔を出している。
花びらの上にあったかタオルを置かれると、それだけで気持ちよくなれた。
ぽんぽんっ。
軽くおまたを叩いてくれる。
その兄の手の感触が大好きだった。
おもらししたときは、こうしていつも拭き拭きしてくれる。
「お兄ちゃんの温かいの……気持ちいいの……」
「こら、また眠ろうとするんじゃない。千早はすぐにおねしょするんだから」
「ぶー、お兄ちゃんのタオルが気持ちよすぎるんだもんっ」
「ほら、綺麗に拭けた。つぎはパンツ穿かせてやるからな」
「うんっ」
仰向けになったままで、器用におパンツを穿かせていってくれる。
最後は穿きやすいようにとお尻をあげれば完成だ。
「やった。お気に入りのネコさんパンツ。今日はいいことがありそう!」
「そりゃあ良かった。それじゃあとりあえず朝ご飯だな」
「うん。朝ご飯は1日の元気の源なんだから、ちゃんと食べないとねっ」
恋するおむつ妹3につづく。
川に遊びに行った千早は、お腹を冷やしてしまい……。
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