なんとか家にまで帰ってきた奈緒。
だけど尻餅をついて変な気持ちになってしまう。
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「……はぁ、……はぁ、……はぁぅ……や、やっと……っ」
いつもの通学路がこんなにも長く感じるなんて。
奈緖がやっとのことで家に辿り着いたのは、欲望をぶちまけてしまってから10分後のことだった。
おしっこと下痢、そして汗を吸ったおむつはモコモコに膨らみきって重たくなっている。
薄かったはずのパンツタイプのおむつは、スカートの上からでも膨らんでいるのが分かるほどになってしまっている。
「重い、おむつ、重いよぉ……っ」
腰に手をあてて、ゆっくりと歩を重ねる。
おむつが下に落っこちないように、そしてネッチャリとした感触に耐えながら時間がかかってしまったのだ。
ポケットの中から鍵を取り出して、なんとか玄関を開く。
「ふぅ……っ」
ドアを閉めて、一つ大きなため息。
それだけで緊張が解けて、全身の力が抜けてしまった。
ベチョッ。
「はぁぅ!!」
ずるずるとドアに寄りかかるようにして尻餅をついてしまう。
お尻に、そしておまたに下痢が食い込んできてビクリと背筋が震え上がる。
だけどそれは苦痛からだけではなかった。
「き、気持ちいい……気持ちいい……っ」
今まで何度もおしっこおもらしで気持ち良くなってきた身体がうんちおもらしに反応しないはずがなかった。
気がつけば身体が熱くなってしまっている。
「おまたにうんちが食い込んで来て……うぅっ」
重たい身体を引きずるようにしてトイレにいく。
そしてスカートとブラウスを脱いで、モコモコに膨らんだ茶色いおむつだけの姿になった。
このネッチャリとしたおむつの中にどんなものが詰まっているのだろう……?
奈緖の好奇心はおむつと同じように膨らんでいた。
重たくなってブヨブヨに膨らんでいるパンツタイプの紙おむつ。
奈緖は、それに手をかけるとゆっくりと下ろしていく。
ねちょ……。
粘着質な音とともに、体内に封じられていた饐えた香りが立ち上っていく……。
つづく
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誰にも言えない16
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