紗枝はおねしょ中に起きるも間に合わずに全部出してしまう。
タンスには、失敗してしまったショーツが溜まってしまい……
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しゅいいいいぃぃぃぃ……。
翌朝、ぐっすりと眠っていた紗枝が目覚めたのは、自分の股間から聞こえてくる水音のせいだった。
「あっ、だめぇ……」
だけど一度溢れ出してきたおしっこは、どんなにおまたに力を入れても止まってはくれない。
ただ、シーツに大きな世界地図を作り上げていく。
「またやっちゃった……」
そう。
紗枝はこの年にもなって、まだおねしょしてしまうのだ。
いつもおねしょをしてしまって、朝はこうして気持ち悪い感触で目覚めることになる。頭はよくても、身体は子供のままなのだ。
だけど昨日のおもらし遊びのせいだろうか?
おまたが勝手に反応して、熱くなってきてしまう。
「朝からムズムズしちゃ……だめっ」
紗枝は飛び起きると、グショグショになったショーツを脱ぎ払った。
そしてタンスの一番下の段を開ける。
そこには、昨日のおもらし遊びしたショーツが畳んでしまわれていた。
洗っていないので黄ばんでいるし、ジットリと湿っている。
昨日は、あのあと怖くなって、目を逸らすようにこうして仕舞ったのだった。
「今日帰ってきたらお洗濯しないと……」
紗枝はたったいま脱いだショーツを畳むと、タンスの奥へと仕舞った。
そして新しい真っ白な女児ショーツを穿いていくと、制服へと袖を通していった。
これでツンとすましていれば、誰も紗枝がおねしょをしただなんて考えもしないだろう。
「今日もしっかりしないと……」
特に要注意なのは光明だ。
今日は絶対に近づくものかと心に決める。
誰もいない家で朝食を食べて、玄関でローファーを突っかける。
「いってきます」
共働きの両親はすでに家を出てしまっていて、それでも紗枝はこうして声をかけるのが習慣になっていた。
周りに友達もいないし、両親とも距離が空き……それは紗枝が孤独を少しでも紛らわそうとしているようにも見えた。
☆
絶対に光明に近づくものか……そう思っていたのに。
それなのに教室に入ると、
「よう、紗枝は今日も可愛らしいな」
最近なんだか女子に人気がある光明に声をかけられる。
ダメだ、ここで光明のペースに乗せられたら、昨日みたいにおもらしさせられてしまうに違いない。
「あなたの視界に私を収めないで下さい、汚らわしい」
「ちょっ、いきなり厳しいな。顔色悪いけど朝ご飯食べてるのか? いっぱい食べないと大きくなれないぞ」
「子供扱いしないで下さいっ」
ぴしゃりと言い放つ。
すると光明はそれ以上近づいてくることはなかった。
これでいいのだ。
これで勉強に打ち込むことができる。
ただでさえ難しい高校生の勉強で、最近行き詰まっている。
(もっと、もっと勉強しないと……)
でないとみんなに置いていかれてしまう。
そんな状況に、紗枝はどこか怯えていたのかも知れなかった。
その数日後、追い詰められた紗枝はあっけなく光明の催眠術の餌食になることになるとは、まだ知るよしもなかった……。
内気な黒髪おかっぱ少女をアナル調教してみた3につづく
短期集中連載。
続きは近いうちに。
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