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2018年1月に、美少女文庫さんから
●とってもバブみなあまえ神ちゃん(早いよ)(仮)
【著:遠野 渚/絵:竹花ノート】
を出すことができそうなのでブーストかけての更新です!
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朝起きたら、おねしょをしてしまっていることに気づくイリア。
お尻を撫でてみると、冷えきったおしっこがお尻にまとわりついてきて……。
この小説を最初から読む!
「んん……。もう、朝、なんだ……」
イリアは寝ぼけ眼を擦りながら目を覚ました。
だがすぐにハッとなると、右手でお尻を撫で回す。
「あぁ……。こんなに出ちゃったんだ……」
イリアが充てている紙おむつは、寝ているあいだに何度もおもらしをしてしまったのだろう。
モコモコに膨らんでいて、スライムのようなプルプルとした手触りになっていた。
時間が経ったおしっこはやや茶色く変色しておむつの外側にまで浮き上がってきている。
だが、シーツには一滴のおしっこも漏れ出してきていないようだ。
身体を起こしてシーツを撫でてみても、サラッとしている。
もしもショーツで寝ていたら、イリアのお尻を中心として大きな世界地図ができあがっていたことだろう。
紙おむつは、イリアの失敗のすべてを受け止めてくれたのだ。
「おむつのなか、蒸れ蒸れだよ……」
本来ならばおしっこをしてもサラッとしているはずの紙おむつだが……、しかしおむつの中におもらしショーツを穿いているから、おまたもお尻もジトジトの梅雨模様だった。
「ぱんつ、どうなってるんだろ」
興味本位のままに、おむつを下ろしていく。
と、
むわぁ……っ。
一晩中蒸らされていたアンモニア臭が立ち昇ると、イリアの頬を生温かい湯気が撫で回していった。
濃縮されたアンモニア臭はツーンとした刺激的な香りになっていて、涙が出てきそうなほどだ。
「ううっ、凄い……。私のおしっこ、こんな臭いになるなんて。それに色もこんなになってる……」
一晩中おしっこで蒸らされていたショーツは、イリアの体温に発酵が進み、濃厚なレモン色を通り越し、茶色く変色している。
クロッチの外側にまで茶色い染みが浮き上がり、白かったはずのネコさんショーツは茶色いまだら模様ができあがっている。
そんな濡れそぼったショーツが、イリアのおまたやお尻にペッタリと貼りつき、ヒクヒクと痙攣を浮き上がられていた。
「ずっと穿いてたいけど……。学校に穿いていくわけにもいかないし、ね……」
イリアは名残惜しそうにショーツを降ろして行くと、やや赤らんだパイパンが露わになった。
ヒクヒクと痙攣し、割れ目からはショッキングピンクの花びらが顔を覗かせている。
「あれ、なんだろ、これ」
異変に気づいたのは、ショーツを降ろしきった時のことだった。
茶色く染まっているクロッチの裏側……、そこにヌルッとした粘液が貼りついていたのだ。
「ヌルッとしてる……。なぁに? これは」
匂いを嗅いでみると、おしっこ臭い。当たり前のことだけど。
そのヌルッとした粘液は、お尻のほうにまで広がっているみたいだった。
「おしっこ、じゃないよね……。出血大サービスはまだ先だし……」
そもそも、この粘液がおまたから出たのか?
それともお尻から出たのか?
それさえもイリアには分からないことだった。
なにしろ、まだオナニーという行為も言葉もイリアは知らないのだ。
こうしておもらし遊びをして、そのショーツを一晩中穿いているのも、ただいけないことをしているというドキドキ感を味わっているだけだったりする。
それに濡れたショーツの感触も嫌いじゃなかったし。
「ここで悩んでてもしょうがない、か。帰ってきたら考えればいいよね」
おむつはゴミ箱に捨てておく。
こうしておけば、メイドがゴミとして出してくれるはずだ。
「おぱんつは、どうしよう?」
このまま穿いていくわけにもいかないし、それに洗濯に出したら母やメイドの目に止まって怒られてしまうに違いなかった。
白かったネコさんショーツは、今や茶色いまだら模様なのだ。こんなところを誰かに見られるわけにはいかない。
「ベッドの下に隠しとこ。えいっ」
ベッドの手に届かないところに放り込む。
これならちょっとやそっと、ほうきを伸ばしても見つからないはずだ。
「帰ってきてからじっくり考えるんだから。それまでどうか見つかりませんように……っ」
ベッドの下にお祈りすると、イリアは朝の身支度に取りかかる。
まずはタンスの一番上の段を開ける。
そこにはくしゅくしゅに丸められたふかふかのショーツが綺麗に詰め込まれている。
どのショーツも、イリアが愛用しているネコさんショーツだ。
だけど、元々白かったけど、何度もおもらし遊びをしているうちに、クロッチの部分が微かに黄ばんできてしまっている。
「まだ外にまでは染み出してきてない、よね」
タンスの中から一枚のショーツを取りだして広げてみる。
ふかふかのコットンショーツの内側は微かに黄ばんでいたけど、クロッチの外側にまでは染み出してきていないようだ。
これなら体育の着替えのときもごまかせるだろう。
「ショーツを穿いて、よいしょっと。ブラもつけないとおっぱい痛いもんね」
膨らみ始めたおっぱいの乳首は、虫刺されのようなシコリになっていて、触ったり押したりすると、とっても痛かった。
だから最近はジュニア用のブラを充てることにしていた。
ブラを当てなくてはならないと言われたときは恥ずかしかったし、それに煩わしいと思ったものだ。
それでもイリアがブラを充てているのは、ジュニアブラのデザインが可愛らしかったからだ。
シンプルな白に小さなひらひらが付いていて、右のおっぱいの部分にネコの刺繍のワンポイントが入っている。
「今日もネコさんショーツとブラのおそろいっと。元気に行かないと、ね」
下着をつけたイリアは制服を着ていく。
白のブラウスに、シックな紺のブレザー。
そしてスカートは水色と白のヒダスカート。
それに最近は秋めいてきたので黒タイツも穿くことにしている。
落ち着きすぎてる雰囲気だけど、胸元にピンクのリボンをつけるとちょうどいいバランスになってくれる。
「あとはツインテールでいつものイリアちゃんの完成~」
ブロンドをツインテールに結い上げて、大きな鏡の前でくるりと一回転のスカート回し。
スカートが広がり、ツインテールが流れ星のように尾を引いた。
「今日も一日頑張っていこう!」
イリアは呟くと、部屋を出て行く。
朝の時間は慌ただしく流れていき、イリアはいつものように登校していくのだった。
自慰という行為も、言葉さえも知らぬ少女は、無自覚のうちに性へと目覚めようとしていた。
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ここまで読んでくれてありがとうございます。
この冬には熱いファンタジーライトノベルが出版されるかも知れません。
今年の頑張りが、来年に形になってくれますように(T人T)
芽生え5につづく
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