学校でトイレに行きたくなってしまったイリアは、こっそりと席を立つ。
誰もいないから、つい勢いも強くなるが……。
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「はぁ……。誰もいないなら、思い切りだしても大丈夫、だよね……」
女性器というのは、排泄するときに鋭い音が立ってしまうし、それに尿道が短いから力を入れたら遠くに飛んで、更には飛び散ってしまう。
だから女子トイレには音姫があるのだが……、残念ながら、イリアが通っている学校には音姫はなかった。
なので、おしっこをするときにはケータイを持ち込んでする女子もいる。
だけどイリアは、誰もいないときは思いっきりおしっこをすることにしていた。
そのほうが早く終わるし、なによりも我慢していた尿意を一気に放ったほうが気持ちいいからだ。
「ぱんつとタイツを下ろしてっと」
スカートのなかに手を入れて、ショーツとタイツの両側に指をかける。
ショーツをタイツごと降ろすと、露わになったのは赤ん坊のようにおしっこ臭い、つるつるのおまただった。
「やだ……。湿ってる……」
ショーツを降ろしてクロッチの裏側を見詰めてみると、そこにはシュッとイリアの縦筋が刻まれていて、レモン色のグラデーションが滲んでいた。
それに、目を凝らしてみると透明な粘液が付いているような気がする……?
「なんだろ、これ」
不思議に思ってクロッチに触れてみると、透明な汁はヌルッとしていて指に絡みついてくる。
「朝も似たようなお汁がぱんつに付いてたけど……。なんだろ、これ……」
首をかしげてみるも、尿意には敵わなかった。
プシュッ!
和式便器に跨がったままで緩んでいるおまたから、聖水が漏れ出してきてしまう。
「あっ。まだ出てきちゃ、ダメ……っ」
慌ててしゃがみ込むと、
プシュッ、
しゃあああああああああ……。
圧迫された膀胱から勢いよくレモネードが噴き出してきた。
女の子の尿道は、太くて短い。
だから膀胱を押せば簡単に噴き出してきてしまうし、勢いだって男よりも激しく、飛び散ってしまう。
「ふぁ、ふぁあああああああ……」
ジョボボボボボボッ!
プシュウウウウウウウウウ!
勢いよく小水を放ちながら、イリアは陶然としたため息をついてしまう。
碧眼は潤み、まなじりはトロッと下がっている。
イリアは、放尿の快楽に身体を震わせながら黄金水を放ち続ける。
ビシャビシャと、和式トイレの金隠しに弾けるほどの勢いで、イリアははしたなく尿意を解放していく。
「我慢してから一気に出すのって、凄く気持ちいい……」
ブルルッ!
イリアが快楽に身体を震わせると、プリッとしたミルクプリンのようなお尻の両側にえくぼができあがった。
キュッとおまたが引き締まり、小水の弧がうわずる。
(お小水を我慢して、おまた汚しちゃうなんて、なんて私は変態なんだろう……)
とは思うけど、しかし目覚めてしまった性癖は留めることはできなかった。
シュイイイイイイイイ……。
ぽた、ぽたた……ぽた。
「はふう……。全部出ちゃった……」
ヒククンッ、
名残惜しそうにおまたが痙攣すると、プシッと残尿が噴き出してきた。
一気に出したぶんだけ、快楽のときは早く終わってしまう。
(本当なら、ぱんつを穿いたままお小水をしたいけど……)
いつも学校でトイレに行くたびにそう思うけど、さすがに理性がブレーキをかけてしまう。
替えのショーツもないし、タイツも持ってきていない。
なにしろおしっこで汚してしまったショーツとタイツを隠しようがなかった。
だから、イリアは学校では小水を我慢して放つだけにしている。
(おまた、拭かないと)
気怠げにトイレットペーパーに手を伸ばして取る。
勢いを失った小水は、縦筋を伝って会陰のほうへと垂れてきていた。
「……んっ」
微弱電流が走ったのは、イリアが秘筋を拭いたそのときだった。
+++++++++++++++
なにも知らないイリアは、知らぬ間に未知の感覚に目覚めようとしている。
それでも拭かないわけにはいかず……。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
珍しく、ストレートで普通のトイレシーンでした。
芽生え7につづく
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