あけましておめでとうございました。
今年はみんなにいいことがたくさん起きますように。
そんなわけで更新です。
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公園の公衆トイレに駆け込んだイリアは、
前押さえしている両手を離すことができず、和式便器を前にして……。
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「あっ! あっ! あっ! だ、だめぇ……ッ。おしっこ、出てこないで……うう!」
ジワリ。
指のあいだから黄金水が漏れ出してきて、内股をイタズラっぽくくすぐっていく。
右手の掌に、生温かいおしっこがポシャポシャと弾けた。
なんとか堪えていたイリアだが、トイレを前にして、無様にも決壊してしまったのだ。
こうなってしまうと、もはや出し尽くすまで止めることなどできるはずもなかった。
イリアにできること。
それは……。
(もう、我慢しても……ううっ、こうなったら仕方ない……んだから……っ。被害を少しでも抑えるために、座るしか……っ)
イリアにできることは、スカートを捲り上げて和式のトイレに跨がって、はしたない放尿をすることだけだ。
立ったままだったら、ローファーまでも汚してしまうことになる。
右手を離し、しゃがみ込んだ瞬間――、
ぷっっしゅああああああ!!
その勢いたるや、クロッチと黒タイツという障壁を突き抜けていくほどだった。
金隠しにイリアの黄金水が弾け、花火のように散っていく。
「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」
どんなにおしっこを止めようとしても、ヒクヒクとおまたが痙攣するばかりだった。
外なのに。
ショーツばかりか、タイツを穿いたままだと言うのに。
イリアは、自らの恥水によって股間を愛撫されていく。
「やだ……よぉっ。外なのにっ、ああっ、あったかいのがお尻に広がってきてる……っ。拭けないのにぃ……っ」
こんな3Kトイレにトイレットペーパーなんてあるはずがない。
ポケットティッシュを持ってきてはいるが、おもらしをしてしまえば焼け石に水だ。
取り返しのつかない温もりが、お尻へと広がっていった。
それは、イリアがいつもやっているおもらし遊びそのものの感触だった。
しかも外で。
それもわざとではなく、我慢の限界を迎えた本当の失禁。
いやでも鼓動が早くなってきてしまう。
「あっ! あっふう! おしっこ、勝手に出てきちゃって……ううっ、んんっ、ふうううう!」
ヒククンッ!
おまたが痙攣するたびに、
プシュアアア!
プッシャアアアアア!
おしっこが噴き出してきた。
「ああっ! ああんっ! おまたがムズムズして……! んっ、はぁん! なんか、なんか変になっちゃう……っ」
シュイイイイイイイイイイ……。
おもらしをしながら、イリアは未知の感覚に身体を丸める。
それでもおしっこは溢れ出してきて、イリアの小さなお尻を撫で回していくのだった。
そしてついにイリアは呟いてしまう。
「ああぁ……おしっこ、気持ちいい……」
お尻が冷えていたぶんだけ、おしっこがあたたかく、心地よく感じられる。
ショーツとタイツがペッタリとおまたとお尻に張りついてきてくれて、生温かい手で愛撫してくれる。
それはオナニーという行為も、言葉さえも知らぬ無垢な少女にとっては極上の感触だった。
「あったかい……。おしっこ、あったかぁぁい……。気持ち、いいよぉ……はっ、はふう~……」
しゅいいいいいいいいい……。
黒タイツに覆われているおしっこの勢いは少しずつ弱くなっていき、やがてじわじわと滲み出してくるほどになると、お尻を最後の仕上げといわんばかりに撫で回していってくれる。
「は、はふう……うっ、んんん!」
ブルルッ!
プシュウ――!
イリアは身体を大きく震わせて残尿を噴き出すと、初めての制服を着て、外での失禁は終わりを告げた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁぁぁ~~~」
個室にはイリアの低い吐息と、ムッとした尿臭に満ちている。
「はぁ、はぁ、はぁ……耳鳴り、凄いの……」
興奮の坩堝にあるイリアには、確かに聞こえていた。
鼓膜が細かく振動し、それはまるで夏虫の大合唱のようにリーンリーンと耳鳴りが、幾重にも重なっている。
「おしっこ、全部出ちゃったんだ……。こんなにぐしょぐしょになっちゃってるよ……あはっ」
恐る恐る、お尻を撫でてみると、そこはおしっこでジットリと濡れそぼっていた。
お尻でさえもこんなに濡れているのだ。
(おまたはどれくらい濡れてるの?)
思いながらも、黒タイツに浮き上がっている縦筋に指を這わせていくと――、
チリリッ、
「んう!?」
下半身を駆け抜けていく電流に、イリアはお尻を引いてしまう。
数秒遅れて、ジュワッとおまたが熱くなった。
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タイツと下着を脱ぐことができずに決壊してしまったイリア。
だが、その秘筋は、その快楽に気づき始めていて……。
芽生え10につづく
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芽生え9
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