急に寒い日が続くようになりましたが、皆さん体調大丈夫でしょうか。
そんなわけで少しでも温まってもらおうと、ブログ小説の更新です。
美少女文庫の新刊(AA)ももうすぐ出ますよー。
周りの先生が凄すぎてちょっと厳しい状態ですけど……(´・ω・`)
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公園のトイレで漏らしてしまったイリアの運命はどっちだ(`・ω・´)
この小説を最初から読む!
「まただ……。このおまたが痺れる感触。なんなんだろう」
とは思うけど、怖くてこれ以上おまたに指を食い込ませることなんてできるはずがなかった。
それにあたたかいと感じたということは、冷えてくるのも早いということだ。
「ぱんつ、冷たくなってきちゃってるよ……」
秋の風に、早くもショーツは冷たくなってきている。
ペッタリとお尻に張り付いてきて、失禁してしまったイリアを責め立ててきているようでもある。
「ぱんつ、気持ち悪い……。でも、拭けないし……」
こんな古くて汚いトイレに紙なんて置いてあるはずがなかった。
一応ポケットティッシュは持ってきてるけど、こんなにグショグショに濡れてしまったのだ。
もはや拭いたくらいでは綺麗にはなってくれないだろう。
「スカートで隠せば、気づかれない……よね」
おもらしショーツを穿いたまま立ちあがると、スカートの裾を整える。
内股を何滴かの小水がくすぐっていくけど……、うん、大丈夫そうだ。
「よし、これで私がおもらししたなんて、誰も思わない……」
イリアはツンとした済ました表情を浮かべて、暗いトイレを後にする。
よほど長くトイレにいたのか、日が傾いて黄金色になりつつある。
これならちょっとくらい赤面しても誤魔化すことができそうだ。
(やだ、ドキドキしてきちゃう……)
誰かに会ったらどうしよう?
もしも、おもらししていると気づかれたらどうしよう?
そう思っただけで、鼓動が早くなって身体が熱くなってきてしまう。
「なんで……? なんか、おまたが熱くなってきてる……? それになんかヌルってしてる気が……。な、なんで……?」
一歩進むたびに、ヌルヌルになったクロッチがおまたに擦れてきてイリアのことを責め立てる。
そんなイリアは気づいてはいなかった。
イリア自身、首筋から発情したミルク臭を漂わせ、スカートには尻染みが浮き上がっていることに――。
☆
「なんでおまたのところがヌルってしてるんだろう?」
なんとか学校から帰ってきて、部屋に戻ってきたイリアはショーツを脱いで両手で広げていた。
クロッチの裏側には、小水とは違うヌルッとした粘液がこびりついている。
血でもないし、おまたの汚れでもなさそうだ。
(なに、これ……。でも、なんか変な感じ!)
イリアは目を逸らすと、ベッドの下から今朝汚してしまったショーツも取りだすと、洗濯機にまとめて放り込む。
これで一時間後には綺麗さっぱり証拠隠滅できているはずだ。
「はぁ……なんだか疲れてきちゃった……」
外でおもらしして、なんとか帰って来れて気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?
イリアは急に眠くなってきてしまう。
「ちょっとだけ寝よう……」
部屋に戻ると、制服から部屋着の三分丈のスパッツと洗い晒しのTシャツに着替える。
このてるてる坊主スタイルが、イリアの家でのスタイルだった。
最近肌寒いからそろそろ長袖が欲しくなってきてるけど。
「夕飯までおやすみなさい……」
イリアは天蓋付きのダブルベッドに仰向けになると、すぐに寝息を立て始める。
よほど疲れていたのだろう……。
芽生え11につづく
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楽しんでもらえていると信じて更新していきたいです。
今年を生き残れるかどうか、かなり微妙なところですけど……(´・ω・`)
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芽生え10
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