忍び寄る決壊タイム(`・ω・´)
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(学校でおもらし遊びしたら、どれだけ気持ちいいんだろ……)
六時限目の授業中、イリアは窓の外の景色を眺めながら、そんなことを考えていた。
昨日は公園の公衆トイレでおもらしをしてしまったけど、家でおもらし遊びをするよりも、ずっと気持ちよかった。
それだけじゃない。
帰るときもドキドキして身体が熱くなって堪らなかった。
何人かの人とすれ違ったけど、バレるかどうか気が気じゃなかったし、あの時のスリルを思いだしただけで、また身体が熱くなってきてしまう。
「あっ……」
イリアは切なげな短い声を上げてしまう。
幸いなことに、誰にも聞かれていないようだ。みんな、一生懸命にノートを取っている。
(みんな勉強してるのに……)
イリアはもじもじと黒タイツに覆われている内股を擦り合わせる。
昨日のことを思いだしただけなのに――、
なぜかおまたが熱くなって、ヌルッとした感触がクロッチに広がってきたのだ。
(だめ、垂れてきちゃう)
おまたから漏らしてしまったヌルヌルは、会陰を伝ってお尻のほうへと広がってきてしまう。
ショーツに染みていくと、なんとも言えない気持ち悪さが残った。
(このままだとお尻に染みになっちゃうのに)
イリアの『初めて』がきたときは、今みたいな授業中、座っているときだった。
お腹が痛くて我慢していると勝手に漏れ出してきて、気がつけばスカートのお尻の部分に血が広がっていたのだった。
それでもお腹が痛くないふりをしていたけど、ふと消しゴムを落としてしまった時に立ちあがり、男子に血を見つけられてしまった。
イリアにとっての初潮は、記憶から消したいほどに恥ずかしい経験だった。
(やだ……、お尻にヌルヌル、広がってきてる……)
気まずくなって身じろぎするけど、一度漏らしてしまった背徳的な感触はなくなってはくれない。
ただ、じわじわとイリアの敏感な秘筋をくすぐり、蒸らしていく。
(学校でおもらししたいなんて考えたバツなんだ……。エッチなこと考えたらおまた、熱くなってきちゃうの……?)
キュンッ、
おまたが痙攣し、ショーツの内側が蒸れ返っていく。
(学校はだめでも、公園は……いいよね)
昨日の快楽に、イリアは虜になっていた。
外でおもらしをするのが、あんなにも気持ちよかっただなんて。それにいつバレるかも知れないというスリルも堪らなかった。
だがそのことを考えていると、すぐにイリアの柔裂は熱く濡れ、得も言われぬ蒸気に燻されていく。
お尻へと、背徳的で取り返しの付かない感触が染みこんでいった。
(お勉強に集中しないと、だよね)
イリアは自らの身体の変化から目を逸らすかのように、意識を授業へと向けていく。
女の子は、少しぐらいショーツを汚してしまっても澄ました顔をしていないといけないのだ。
……が。
ぎゅるるるるるるるる……。
(はうぅ!?)
腸が雑巾のように絞られるような痛みに、イリアは青ざめてしまった。
この痛みは間違いない。
便意だった。
芽生え13につづく
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