黒タイツをモリモリと盛り上がらせながらもトイレを目指すことになってしまったイリア。
はたしてトイレに辿り着くことができるのか(`・ω・´)!!
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小さな身体のイリアとすれ違えば、きっと誰もが饐えた茶色い腐敗臭に顔をしかめることだろう。
それほどまでにイリアのスカートの裾が踊るたびに、耐えがたい匂いが撒き散らされていた。
短くしてあるスカートは、もはや大きく盛り上がったお尻を隠しきることができずに、少しでも風が吹けば盛り上がったショーツが見えてしまうほどだった。
なんとか黒タイツで分かりにくくはなっているが、イリアの小さなお尻の真ん中の部分は、モッコリと歪に膨らんでいた。
それでもイリアは一生懸命歩いた。
ショーツの中に詰まった固いものが、一歩進むたびにお尻に食い込んでくるような感じがして気持ち悪いけど、ここで立ち止まっているわけにはいかないのだ。
それにいつ再びお腹が痛くなるか分からない。
今度漏らしてしまえば、本格的に決壊してしまうことだろう。
なぜかは分からないけど、イリアには確かに不吉な予感がしていた。
そしてその予感は、後もう少しで公園に辿り着こうかというときに的中してしまうことになる。
ぐるる……。
ごぽぽっ。
「はうぅ!? ま、だ、だめぇ……っ」
急に襲いかかってきた腹痛に、イリアは腰を引いてしまう。
ただでさえ歪に盛り上がっているショーツの輪郭が、極小の腰布に浮き上がった。
「せめて公園まで……、あと、もうちょっとなんだから……っ、ううっ。おトイレ以外でするなんて……」
まだおねしょは治っていないけど、イリアにも羞恥心はある。
人前でうんちやお小水を漏らすなんて……、そんなことは思春期を迎えた少女として、あってはならないことだった。
……が、思春期というのは、心と体の成長があまりにもアンバランスすぎる。
どんなに恥ずかしがっていても、イリアの小さな身体は、ついてきてはくれなかった。
ゴポポポポ……。
ぷす、ぷすす。
「あっ、ああぁ……っ!」
直腸を熱いものが抜けていく感触。
一瞬、漏らしてしまったのかと思って立ち止まってしまう。
「お尻……、出ちゃった……?」
スカートの上からお尻を撫でてみて、その感触を確かめる。
固く盛り上がっているものの、熱いものが溢れ出してきている感触はなかった。
幸いなことに軟便は出てきていないようだ。
気体で済んでいたらしい。
だが、それは崩壊への序章でもある。
ホッとしたのも束の間、
ミチッ!!
「うっ、ううう!? 固いのが……っ」
今にも出ようと押し寄せてくる、コルクのような硬質便。
それがミッチリと直腸に詰まり、お尻の穴を内側からこじ開けようとしてくる。
これが出てしまったとき、すべてが終わり、そしてすべての悲劇が始まる。
「こんな道ばたで……っ、ぱんつ穿いたままなのに、できない、んだからぁ……っ、せめて、せめておトイレまで……っ」
ぎゅるるる~~……。
ごぽ、ぐぽぽ……ッ。
鈍い音を響かせているお腹をさすりながら、イリアは公衆トイレを目指して歩を重ねていく……。
+++++++
もはや大惨事になっているイリアのショーツ。
それでもイリアは少女として、人として最後のプライドを守るためにトイレを目指していく。
芽生え16につづく
バブみちゃん、読んでくださった方はいますでしょうか。
ちょっと抜けてて足りない女神様が、近い未来に人類を滅ぼしてしまうほど疲れ切っている主人公を、たっぷり癒してあげる!
という甘々な小説です。
ちなみに今回もおむつはヒロイン担当です。
最後まで外れなくなります。
書き出しから気合い入れて書いてきました(`・ω・´)
とってもバブみなあまえ神ちゃん! (美少女文庫)
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芽生え15
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