屈辱的に盛り上がった黒タイツに顔をしかめながらも、イリアはトイレを目指す。
だけど、小さな身体にみっちりと詰まったチョコレートシェイクは、腸内で攪拌され続けていて……。
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「あと、もうちょっとぉ……っ」
額に脂汗を浮かべているイリアが公園に辿り着くころには、すっかり顔は青ざめていて、整った顔も苦痛に歪んでいた。
それでもなんとかイリアがなんとか苦痛を我慢できていたのは、少女としての最後のプライドが勝ったからだった。
(誰にも見られてないからって……、こんなに恥ずかしいことできないんだから……っ)
その一心が、イリアの最後の関門だった。
幸いなことに公園には誰もいなかった。
小さい公園の隅にある公衆トイレまで、あともうちょっと。
トイレへと続く地面は、秋風に白く乾き、つまづくということもなさそうだ。
あとは、ゆっくりと慌てずにトイレへと向かえばこの苦痛から解放される。
楽に、なることができるのだ。
「あと、もうちょっと……っ」
その小さな建物へと、あと数十歩――。
だが。
ぎゅるるるるるる!
メリメリ、メキキッ!
トイレの建物を視界に入れて、身体のスイッチが入ってしまったとでもいうのだろうか?
腸が波打ち出すと、お尻を塞いでいるコルクが内圧に飛び出しそうになった。
「うっ、ううううう!」
獣のように低い声を漏らし、少女としてはあまりにも恥ずかしすぎるへっぴり腰になりながらも、イリアはなんとかお尻の穴を閉じる。
もう、すでにショーツの中にはミッチリと硬質便が詰まっているというのに――。
それでもイリアは、あまりにも小さな歩を重ねていく。
……が。
メリリ……メキリ、メキメキ……ッ。
「あっ、ああぁ……。固いの、あいだから……ううっ」
ぷりっと膨らみ始めた少女のお尻では、固いものを抑えきることはできなかった。
プリンのような柔尻のあいだを、コルクのような硬質便が押し出されていく。
「んおっ、おおぉぉぉ……。だめ、だよぉ……。すぐそこにトイレがあるのに、出てきちゃ……んっ、おおお! あああ!」
短い悲鳴。
その悲鳴が終わる前に、
チュポンッ!
イリアのお尻から、コルクが噴き出していた。
そのコルクの奥に詰まっていたものは、どんな濃い酒よりも熱く、熟成された危険物だ。
だがイリアが酒を飲んだことがあるはずもなく、火傷しそうなほどに熱い流動体に、少女の括約筋はあっさりと屈していた。
「あああああ! だめっ、だめぇぇぇぇ!!」
にゅるるるるるる!
熱く取り返しのつかない感触がお尻に広がると、うっすらとお尻が大きくなっていく。
ニュルニュルと出てくる軟便はお尻のあいだに食い込んで、それでも直腸から溢れ出してくる。
「あっ! あっ! あっ! うんち、熱いの、んあっ、あああ!」
突き出されているお尻がもこもこと膨らんでいき、尻の割れ目が汚泥に満たされていく。
割れ目だけでは収まりきらなくなった汚泥は溢れ出してきて、尻房を蹂躙していった。
「うっ、ううううう! 熱い、よぉぉ……っ」
それは、イリアの小さなお尻が、スカートの上からでもうっすらと大きく膨らんでいくのが分かるほどの量だった。
だがその大量の未消化物を、女児ショーツという極小の布で押さえ込めるはずなど、なかった。
+++++++
ついに決壊してしまったイリア。
そこにトイレがあるというのに、無様な大決壊となってしまうのか、
それともトイレに駆け込むことができるのだろうか(´・ω・`)
芽生え17につづく
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こう見えて彼女、
おもらし癖がある……。
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ありがとうございます。
みんなから怒られてツラかったですが、ちょっと楽になりました。
もちろん、今までもらった応援メッセージも何度も読み返して心の支えになっています(^o^)
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芽生え16
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