ローターを使われて、
「おまたがモーゼの十戒ぃぃぃ!!」
と、絶叫して失禁したナミも、二人きりの夜には母性の神様になってくれるようで。
こう見えて、彼女、
おむつが手放せない……。
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「今日も一日お疲れ様でした~」
ピリッと辛めのカレーをたっぷりと食べて、人心地。
あとはお風呂に入って寝る準備をすれば、おやすみなさいだ。
「お兄ちゃん、今日も学校にバイトで疲れたよね。それに私の夕飯の買い物まで手伝ってくれて、ありがと」
「いいんだよ。俺が好きでやってることだから」
「そうやってお兄ちゃんったら、すぐに無理するんだから」
そう言って、ベッドの上で女の子座りしているナミは、
ポンポン、
膝をはたいて誘ってくる。
それは膝枕オッケーの、二人だけに通じるサインだ。
「きて、お兄ちゃん♪」
「お、おう……それじゃあ恥ずかしいけど……」
ちょっとだけ恥ずかしがる振りをしながら、翔太は柔らかな太股へと顔を埋めていく。
しっとりとしたもち肌の膝枕は、どんな低反発まくらにもない極上の感触がすた。
ナミの体温が心地よく、それに日なたのような匂いとナミの汗が混じった香りに安心感を覚える。
きっと、ナミの匂いに取り憑かれてしまっているのだろう。
「ああ、やっぱりナミの膝枕は癒やされるなー」
「それだけお兄ちゃんが頑張ったっていうことだよ」
「別に無理してる感じはしないんだけどなー」
「そんなこと言ってると、また無意識のうちに無理して心が荒んで、世界を滅亡させることに……」
「いまいち実感がないんだよな、それ」
「それはね、お兄ちゃんがとっても幸せだっていう証だよ。心を開いてくれて嬉しいよ、私は」
「俺も、ナミと一緒になれて嬉しいぞ」
母親のようにナミに頭を撫でられて、つい表情が緩みきってしまう。
なんだか恥ずかしくなって、翔太は太股に顔を埋めてしまった。
頭を撫でられたことなんて、記憶にないくらい昔のことだ。
だからなのだろう。
ナミの手のひらに母性を感じるのは。
「ナミ……、ナミの太股……柔らかい……ッ」
「お兄ちゃんったら、甘えん坊さんなんだから。そんなに甘えられると嬉しくて……あああ~」
「あ、もしかして」
しゅいいいいいい……。
ナミの股間から、くぐもった水音が聞こえてきたではないか。
どうやら甘えられたのが嬉しくて、尿道が緩んでしまったようだ。
しょわわわわわわ~~~。
「ああ、ごめんなさい、出ちゃってるよぉ……っ」
「気にするなって。おお、こうして膝枕してると、ナミのおむつがよく見えるな」
「こらっ、変なところ見ないのっ」
もこもこと膨らんでいく紙おむつ。
すでに何度もレモン汁を漏らしてしまったのか、純白だった紙おむつはくすんだ黄色へと変色していた。
それでも最後の力を振り絞って、ナミの聖水を受け止めようと、入道雲のように膨らんでいく。
薄型紙おむつに縫い付けられている吸水ポリマーは、もこもこと膨らむことによって、聖水を閉じ込めるのだ。
じょぼぼぼぼぼぼ……。
「こうしていると、その様子がよく分かるな」
「分かるなぁっ、お兄ちゃんのエッチ!」
ナミはよほど恥ずかしいのか、ポコポコと頭をはたいてくる。
それでも小水は止まらずに、ナミの太股はほんのりとした桃色へと色づいていき――、
ブルルッ!
ナミは小さな身体を、大きく震わせる。
全部出してしまったのだ。ナミは。
それでも紙おむつはプルプルに膨らんで、ナミの失敗の全部を受け止めてくれた。
「はにゃあ~。全部出ちゃったよ……。お尻のほうまでぬくぬるだぁ……」
「スッキリしたか?」
「んもう、そんな恥ずかしいこと聞かないのっ」
ムワ……ッ。
ナミのスカートから、サウナのような熱気と、ツーンとしたアンモニア臭が漂ってくる。
どうやらおむつのヒットポイントはもう0のようだ。
「風呂、入るか」
「うん。そろそろ沸いてると思うよ。洗いっこしよう」
「それから新しいおむつ充ててやるからなー」
「その前に今夜は、その……エッチ、したいかも……」
「ああ、それじゃあエッチしてからおむつだな」
「うんっ。久々のお兄ちゃんのチンポッポなの♪」
女の子座りしながら嬉しそうに万歳するナミ。
そんなナミの左手の薬指には翼をもしたプラチナリングが輝いていて――、
翔太は、ナミのお腹をいたわるように撫でるのだった。
おしまい
というわけで、番外編でした。
気になった方がいましたら、本編も読んでもらえたら嬉しいです。
イラストもとっても汁っぽい感じになっています。
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とってもバブみなあまえ神ちゃん! ~結婚しても甘えたーい~3
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