外の大失敗をしてしまった、その日の夜。
いつものようにショーツを穿いたままでのおもらし遊びをするけど、なぜか気持ち良くなれない。
欲求不満なイリアさん。
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「はぁぁぁ……今日もお勉強いっぱい頑張ったの。はふぅ……」
しゅいいいいいいいいい……。
深夜。
いつものようにイリアはお行儀よく洋式トイレに腰掛けると、我慢に我慢を重ねた尿意を解放していた。
――もちろん、ショーツを穿いたままで、だ。
白のコットンショーツは、見る間にレモン色に染め上げられて、お尻の双丘からぽたぽたとレモネードが垂れていく。
クロッチの裏側にレモネードが弾けて、生温かい感触にお尻を撫で回される。
いつもならお尻を撫で回される感触にドキドキしてきて、なぜだか気持ちよくなれるはずだけど……。
だけど、その日は違った。
しょおおおおおおおおおお……。
ショーツを穿いたまま、ただなんとなく惰性で尿意を放っていても、全然ドキドキしてこないし、おまたも熱くなってこなかったのだ。
「なんでだろう……。おぱんつぐしょぐしょなのに、全然ドキドキしない……」
そんなことを呟きながら尿意を流行っていくと、
プシュッ――。
やがて我慢に我慢を重ねていた放水は終わってしまった。
あとに残ったのは、聖水に濡れそぼった黄ばんだコットンショーツだった。
新しかったころは白かったけど、何度もイリアのいけないおもらし遊びによって、すっかり黄ばんでしまっていた。
ヒククンッ、
濡れたクロッチがイリアのおまたに張りついて、引き攣るように痙攣している。
ぽた、ぽたた……。
何滴かの黄金の雫がトイレの水面に落ちると、ぐしょ濡れのショーツは早くも冷えてきてしまった。
「おむつ、穿こう……」
あらかじめトイレに持ち込んでいた紙おむつを充てていく。
もちろん、おもらしショーツを穿いたままで、だ。
「……んんっ! ぱんつ、おまたに食い込んできてる……」
イリアはキュッとお尻を後ろに引いてしまう。
だけど、以前よりも……、いや、正確に言えば昨日よりもドキドキできなくなっている。
その原因は、イリアにはなんとなく分かるような気がした。
だけど、それを認めてしまうと、自分が更に変態だと認めてしまうことになる。
(もう、熱くなれないの……?)
イリアはパジャマの裾を整えると、トイレを出てベッドに入る。
聖水に濡れそぼったショーツは冷え切っていたが……。
(家で漏らしても、あんまり気持ちよくなれなくなってる……。外でしたほうが、ドキドキできる……?)
イリアは眠りにつきながら、そんなことを考えてしまう。
漏らす場所はどこがいいだろうか?
公園?
それとも……学校のトイレ?
(あんなにたくさん人がいるところでおもらししたら、どうなっちゃうんだろう? 誰かに気づかれちゃうかも)
そんなことを絶対にしてはいけない。
理性ではわかっているけど、それでもイリアの鼓動は早鐘のように激しくなっていて、冷え切った秘筋も、熱い蜜に濡れていた。
(明日……、学校でしてみようかな……)
そんなイケナイ計画を立てながら、イリアは爛れた眠りの中へと沈んでいく……。
芽生え23につづく
と、いうわけで、長いあいだ書き続けてきた芽生えですが、大決壊シリーズの2作目として、同人誌で発表したいと思います。
イラストは鳴海也先生に描いて頂きました!
ご期待ください!!
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こちらもよろしくお願いします!!
フルカラーで、すべてを放ってもらいました!
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芽生え22
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