クロッチさんお疲れ様です。
この小説を最初から読む!
「くちゅんっ」
ジョッ!!
「――!!」
イリアがくしゃみをしたと同時にチビってしまったのは、4時限目の授業が終わった昼休みのことだった。
ジンワリとクロッチの裏側が生温かくなり、なんとも言えないむず痒さがこみ上げてくる。
(おトイレ、行っておこう……)
☆
「はふう……。朝からずっと我慢してたから……」
女子トイレの個室に入り、イリアはホッとため息をつく。
ショーツと黒タイツを下ろすと、たったそれだけで、
むわ……っ。
ツーンと目に染みるようなアンモニア臭をまとった湯気が立ち上ってくる。
「我慢できたと思ってたのに、こんなにチビッちゃってたなんて……うう、目に染みるよ」
いっぱい我慢してから出したほうが気持ちいいし、トイレでお尻を出すのは寒いから、ついつい我慢してしまっていたけど……、イリアの尿道は、少しずつ聖水を漏らし続けていたようだ。
「もうショーツの外側にまで染み出してきてる……。我慢してるつもりだったんだけどなぁ……」
クロッチの裏側はツーンとした染みができあがっていた。
最初はレモン色だったのだろうけど、時間の経過とともに茶色く変色して、お尻のほうにまで広がっていた。
座った状態でおまたからチョロッと出てくると、縦筋を伝ってお尻の割れ目にせせらぎが流れ込み、こんな風に恥ずかしい染みになって残ってしまう。
「クロッチさん、お疲れ様です」
女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布は、すでに力尽きていた。
クロッチの外側にまで、やや茶色く変色した聖水の染みが滲み出してきている。
それに正体が分からないヌルヌルの粘液も勝手に出てきていたようだ。
クロッチの裏側はヌルッとしていて、時間が経った粘液は栗きんとんの残りカスのようにモロモロになってクロッチにこびりついていた。
その惨状を見つめていると、
プシュッ!
自然と尿道も緩んでしまったのか、無毛の秘筋からレモネードが弾けだしてしまう。
「い、いや……っ」
慌てて和式のトイレにしゃがみ込むと、太く立派な放物線が、真っ白な便器に弾けては散っていく。
しゅいいいいいいいいいいい……。
「ふぁああああ……。我慢してたから……気、気持ちいーよぉ」
生温かい放水の快楽に、イリアの頬は桃色に上気して、緩みきっていた。
その口元からは、一筋のヨダレが垂れてきてしまっている。
ただでさえ蒸れ返るようなアンモニア臭が漂っていた個室に、更に濃厚なアンモニア臭が上書きされていく。
「はふう……やっぱり、我慢してから出したほうが気持ちいいの。あっ、ふうっ! いい、よぉ……っ」
ぷっしゅいいいいいいい……っ。
女の子の尿道は、太く、短い。
その長さは3~4センチくらいで、小指ほどの長さもないし、しかも膀胱からスッと真下に伸びるようにできている。
その噴出の勢いたるや、男のものと比べるのが間違いなほどに遠くまで飛んでいた。
だけど、そんな勢いのほとばしりが、少女の小さな膀胱でいつまでも続くはずがなかった。
「ふっ、ふううう!」
ブルルッ!
プッシュウ!
イリアが大きく身震いすると、一際勢いよく噴出してきて……、それっきり、レモネードの噴出は終わってしまった。
ぽた、ぽたた……。
ただ、噴き出すことができなかった聖水が、縦筋から流れ落ちて会陰を伝い、お尻からぽたぽたと水面に落ちていく。
「はぁ、はぁ、はぁぁぁ……。こんなにいっぱい出るなんて……。気持ちよかったぁ……」
トイレットペーパーでふっくらおまたを拭い……チリリッ!
おまたから発せられる静電気に顔をしかめながらも、綺麗に拭いていく。
(ティッシュで触るとチリチリするんだ。変な病気、なのかなぁ)
イリアは首をかしげながらもおまたを綺麗にして、ショーツと黒タイツを穿く。
ちょっと湿っているショーツがおまたに食い込んできて気持ち悪かったけど、それでもイリアはこの感触が嫌いではなかった。
(午後の授業も頑張っていこう……)
聖水を思いっきり出すことができた爽快感を胸に秘め、イリアはスカートの裾を整えると教室へと急ぐ。
まさか、澄ました顔をしたイリアが、自らの蜜でクロッチをヌルヌルにさせているだなんて、誰も想像さえもしないだろう。
芽生え25につづく
ここまで読んでくれてありがとうございました。
なかなか小説を書かせてもらえずにツライ日々が続きますけど頑張っていきたいです。
目次一覧へ
押してくれると励まされます。
芽生え24
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバックURL:
- http://yaminomen.blog.2nt.com/tb.php/497-6010153d