招かれざる客が。
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(お、おさまってえぇ……! おまたがジンジンして、ううっ、痺れる、よぉっ)
プチュリッ!
秘筋に指を食い込ませていくと、熱い蜜がタイツから滲み出してくる。
それでもなんとか痙攣を堪えていると、少しずつ落ち着いてきてくれた。
(すずむしが、鳴いてるの……?)
落ち着いてくると、イリアは夏虫の鳴き声の海に包まれていた。
リンリンと鳴り響き、興奮に火照ったイリアの身体を包み込んでくれている。
(寒くなってきたのに……、それに、まだ明るいのに、なんで虫が鳴いてるの?)
疑問に思ったけど、なんのことはない。それはただの耳鳴りだった。
初めての絶頂に、イリアの鼓膜は誤信号で細かく痙攣している。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……。す、凄い……。なんか、凄いのきちゃったよ……。ううっ、おまたジンジンする? お小水を途中で止めちゃったから?」
戸惑いながらも、しかしここで尿意を放つわけにはいかなかった。
個室の外には、なにも知らない女子生徒がいるのだ。
(変な声出しちゃったけど……大丈夫、かな?)
そう思って息を潜めていると、どうやら幸いなことに女子生徒には気づかれていないようだ。
「はぁ……危ないところだったよ……」
イリアに聞かれているとも知らずに独り言を漏らし、微かな衣擦れの音ののちに水音が聞こえてきた。
しゅいいいいいいい……。
くぐもった、控えめな水音。
イリアは指を食い込ませて我慢しているとも知らずに、女子生徒の放尿はなかなか終わってくれない。
(ううう~。お願いだから、早く終わってぇ……っ)
指を食い込ませているおまたがキュッと痙攣すると、熱い聖水が漏れ出してきてしまう。
それでも我慢していると、膀胱がジンジンシクシクと痛くなってきた。
でも、出すわけにはいかないのだ。
ここで我慢していたものを解き放ってしまうと、イリア自身、黙っていられる自信はない。
エッチな声を上げてしまうに違いなかった。
(お願いっ、早く出てってよ~っ)
声も、小水も出してはいけないと分かっているけど、人間というものは不思議なもので、ダメだと分かっていると余計にやりたくなってしまうものだ。
(も、もう……、我慢できない……っ)
クロッチに食い込ませている指先から、ちょっとでも力を抜けば、聖水が噴き出してくることだろう。
きっと、気持ちいいに違いない。
ちょっとくらいなら……。
どうせ、些細な水音の違いなのだ。
分かるはずなんて、ないさ。
耳元で悪魔の囁きが聞こえてくるけど、
(ぜっっったい、だめえ!)
その誘惑に、イリアは首を横に振って、ギュッとおまたに指を食い込ませた。
だけど、それがまずかった。
「あっ、あふううう……!?」
指を食い込ませていくと、おまたがキュンッ、痙攣して、イリアの指先を絞めつけてくる。
(ううー! おまたが熱くなって……ッ、勝手に震えて……!)
抑えようと思っても、勝手に腰が震えてきてしまう。
その痙攣を抑えつけようと、更に指を食い込ませて行くも、敏感になった少女のルビーは、その輝きを増しつつあった。
触れれば触れるだけ、輝きが増していき、少女の身体を熱く、深紅に染めていく。
「あっ! ふううううぅぅ! ぉまたぁぁ……ッ! キュンキュンして、痺れちゃ……ダメだよぉ……ッ!」
イリアはお尻をプルプルと震わせながら絶頂感を抑えつける。
だが、小さな身体で初めての絶頂を抑えられるはずなどない。
黒タイツに覆われたお尻……その双丘からはドロドロとした蜜がしたたり落ちていた。
(も、もう……我慢、できない……! お尻が勝手に震えて、おまたがジンジンして……! ふっ、噴き出しちゃうっ! なんかきて……飛んじゃう、よおおお!!)
クチュッ、クチュチュッ。
秘筋に食い込ませている指先が、淫靡でねっとりとした音を奏でる。
ここまで昂ぶってしまうと、絶頂を経験したことのないイリアにはどうすることもできなかった。
(あっ、もう、無理だ……)
幾重にも折り重なってくる絶頂感に、フッと意識が遠のき、指先から力が抜けていき――、
芽生え28につづく
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