誰もいない放課後の教室でおむつにおもらししてしまった小町ちゃん。
加奈はそんな少女を慰めるために、わざとおもらしをする。
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「うう………ひっく」
小町ちゃんのうんちおもらしが終わると、放課後の教室はうそのような静寂に包まれた。
諦めにも似た表情を浮かべ、自らの欲望をおむつにぶちまけてしまった小町ちゃん。
穿くタイプのおむつは、外から目立たない分、容量が少ない。
どのくらい我慢していたのかは知らないけど、紙おむつには暗い影が出現していた。
きっと、内側ではおかゆのようにドロドロとした下利便とおしっこが混じった茶色い液体に満たされているのだろう。
「大丈夫……? 小町ちゃん」
「……来ないで」
うつむいたまま、しくしくと涙を流している小町ちゃん。
おむつをつけているのを見られてしまい、更にうんちおもらしまでしてしまったのでは無理もないことだった。
「………でも……放っておけないよ」
加奈は、ゆっくりとしゃがみ込む。トイレでおしっこをするときのように。
「見てて」
スカートをめくりあげて、スパッツを穿いたまま……そして、ゆっくりと息を吸うと…………
「………んんっ………」
お腹に力を籠める。……わざとのおもらし……小町ちゃんを慰めるには、この方法しかないと思った。
だけど不思議なもので、あえておもらししようとすると変に力が入ってしまって、おしっこが出てきてくれなかった。
「ふぅ………………」
無理に力を入れているので、お腹ではなくて頭に血が上ってしまう。力みすぎて顔が真っ赤になってそうだ。
じゅわあ…………
それでも何とかお腹に力を入れて、やっとの事で尿道が開くと、懐かしくて温かい感触が滲みだしてきた。
……出ちゃった……
少しずつだけど、スパッツに滑らかなせせらぎが出来て、お尻の方まで広がっていく。お尻をなで回されているような、何とも言えない感触だった。
やがてスパッツでは抑えきれなくなったおもらしは、お尻の膨らみからしたたり落ちていく。黄色いおしっこが、静かに床に広がっていく……。
全てが無音だった。
おもらしはどんなに力を入れても少しずつしか出てこなかったし、床に広がっていく水たまりには静かにさざ波が立つだけだ。
「はぁ………はぁ………はぁ………」
ただ、加奈の荒い呼吸だけが聞こえる。
上履きが完全に水たまりの中に入ってしまう頃、ようやく加奈のおもらしは静かに終わりを告げた。
ぶるりと身震いが込み上げてくると、最後の残尿がスパッツに染みこんで消えていった。
「はぁ……はぁ……はぁ…………ふぅ……」
長距離を走りきった直後のように呼吸が荒い。耳鳴りもして頭もふらふらする。
「はぁ……見て、わたしもおもらししちゃったよ……小町ちゃんと同じおもらししちゃったよ……」
生暖かかったスパッツは、すぐに冷たくなってくる。……いけない、痒くなってきた。
「早く綺麗にしないとかぶれちゃうよ。一緒にトイレいこ?」
「………うん」
小さくうなずく小町ちゃん。
重たくなったおむつのせいで、へっぴり腰で立ち上がる小町ちゃんは、なんだか普段との綺麗さとは違って、とてもかわいく思える。
手をつないで身体を寄せ合うと、何とも言えない温かい感触が込み上げてきた。
おむつ少女7に続く
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おむつ少女6
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