加奈、初おむつの巻。
夏の暑い日におむつをあてたまま授業をうけると大変なことになりそうだと思いながら妄想しながら書いてみました。
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「加奈ちゃん、おもらししてるみたい……」
加奈のおまたを舐めていた小町ちゃんは、ひとまず気が済んだのか、ようやく口を離してくれた。
内股に、とろりとした銀色の流れ。
その源泉は綺麗に拭き取ったはずなんだけれども、粘液はまだまだ止まりそうにない。
「おむつ、持ってくるね」
小町ちゃんはトイレから出て行って、加奈一人きりになってしまった。
足元に目をやると、汚れきったパンツとスパッツが放置されていた。
加奈は、ゆっくりと手を伸ばすと興味本位で中を覗いてみる……よくもまあ、こんなに漏らしてしまったものだ。そしてよくもこんなに詰まっていたものだ。自分の事ながら感心してしまう。
パンツの中のものをひっくり返し、固まりを便器の中に落とす。
だけど……パンツはもう穿けそうにないくらい汚れていた。洗濯すれば穿けるかも知れないけど……そこで目に入ったのが個室の角にさりげなく置いてあるサニタリーボックスだった。
「もったいないけど……しょうがないよね……」
パタン。
封印完了。
* * *
しばらく待っていると、小町ちゃんは布袋を持ってきた。おむつをしまっている体操袋だ。
手を入れると、ぱりぱりと布らしくない音が聞こえてくる。
小町ちゃんが取り出したのはスペアの紙おむつだった。
白に、薄いピンクの花柄模様の、穿くタイプの紙おむつ。
「昨日みたいな事がないように、念のため代わりのおむつ持ってきたの」
「はい」
小町ちゃんはおむつを差し出してくる。
「ああ………これが紙おむつ……」
紙でできているのに、ウエストと足の所はしっかりとゴムで締まるように工夫されている。
恐る恐る、右足を通し、左足を通し……お尻全体が紙おむつに覆われると、なんとも言えない安心感に包まれた。
「わたし、紙おむつはいてる……赤ちゃんみたいにおむつはいてる……はぅ」
じゅん、とおむつの中の花びらが疼いた。ただでさえ小町ちゃんに舐められて敏感になっている。おもらしみたいな粘液が滲みだしてくると、さっそくおむつに吸収されていった。
中は濡れそぼっているのに外側は漏れてこない、不思議な感じだった。
「はぁ………あったかぁい………」
「大丈夫? スカートからはみ出してない?」
お尻に触れてみると、いつもよりお尻が膨らんでいるような気がする。撫でてみると紙の音もするし。
「よく似合ってるよ」
小町ちゃんが、軽くお尻を叩いてくれると、不思議と納得してしまった。
小町ちゃんと同じおむつを穿いているんだ……。
それだけで幸せな気分になれるような気がした。
* * *
おむつを穿いて、何とか四時間目の授業から受けることができた。
幸いにも今日は体育がないのでスカートを脱ぐ心配もない。
だけど……はじめておむつを穿くには、今日はあまりにも暑すぎた。
ただでさえ汗ばむほど蒸し暑い夏の教室だ。初めてのおむつには厳しすぎるかもしれない。
五時間目の授業が終わり、帰りの会が終わった頃には、加奈はげっそりとしていた。
おむつの中に手を入れられない代わりに、何度頭をかきむしったことだろうか。
小町ちゃんと同じおむつを穿いていると考えるだけで蒸れてくるのだ。もう、おむつの中はサウナみたいだった。
おむつの真ん中はぐっしょりと濡れ、ずっと座っているのでお尻のほうがじっとりと湿ってくる。おむつの座りが悪くなってくるので少しでもずらすと、今度は紙がこすれて別の快感が込み上げてくるのだ。
「はぁ………はぁ………はぅ………」
少しでも気を抜いてしまうと、身体が勝手にケイレンしてしまいそうだった。欲望を堪えるたびに、じゅわりと秘芯から湧いてきて、おむつの中を濡らしていく。
汗と粘液……ムラムラ感が、おむつの中に全て封じ込められていた。
「小町ちゃん、トイレ行かない?」
「うん……いいよ」
二人は帰りの支度もそこそこ、人目を忍ぶようにトイレへと急ぐ。
……もちろん、二人同じ一緒の個室だ。
おむつ少女14に続く。
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おむつ少女13
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