誰にも言えない4
こっそりと紙おむつを買ってきた奈緒は、自分の部屋に籠もると人知れず……。
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「ン、ンン……」
お腹に力を入れてみるけど中々おしっこは出てきてくれなかった。
思い返してみれば、おもらし遊びをするときはいつも人知れずこっそりとトイレでおもらしすることにしている。
知らないうちにトイレ以外の場所でおしっこをすることに緊張してしまっているのかもしれない。
――もしもおむつからおしっこが漏れてきたらどうしよう?
そのことを考えてしまうと、どうしてもおまたに力が入ってしまうのだ。
ただでさえ紙おむつはこんなに薄っぺらい。
それなのに、思いっきりおしっこをしても大丈夫なの?
ついついおもらしをするのに躊躇ってしまう。
「もしもおむつから漏れてきちゃったら……」
そしたら大変なことになってしまうだろう。
木目におしっこが広がって、お掃除するのだって一苦労だ。
ちょっと怖いので、バスタオルをお尻に敷いておくことにする。
こうしておけば、万が一おしっこが溢れ出してきても安心だ。
「ふうぅぅ~~……」
奈緒は、いつもトイレでお漏らしをするときのように、大きく深いため息をつく。
和式のトイレに跨がるように、バスタオルをまたぐ。
これなら安心だ……。
少しずつ、少しずつお腹に力を入れて、それでいておまたの力を抜いていく。
そして……。
プシュッ。
「……あっ」
おまたに感じてしまう、本当ならあってはいけない水が弾ける感触。
ついにおしっこを漏らしてしまったのだ。
最初の一滴が出てきてしまえば、あとはもう奈緒にも止めることができない。
プシュ、ジョロロ……、ジョロロロロロロロロ……。
おむつからくぐもった水音が聞こえて、モワッとアンモニア臭をまとった湯気が立ち上ってくる。
「出ちゃってる……わたし、おむつにおもらししちゃってるんだ……」
最初は遠慮がちに出ていたおしっこも、少しずつ勢いを増してくる。
まだ子供に近い体型の奈緒の尿道は、いまだ太く短い。
その尿道から噴射されるおしっこは、男子のものよりも激しかった。
プシュ、
シュイイイイイィィィィィ……。
おむつの裏側におしっこが弾けておまたをくすぐっていく。
こんなにもおしっこをしているというのに、おむつからは一滴のおしっこも出てこない。
「……大丈夫そう……?」
ちょっとおむつに気を許した、そのときだった。
「あっ……あああ……」
奈緒は思わず大きな吐息を漏らしてしまう。
モコ、モコモコモコ……。
薄いと思っていた紙おむつが、おしっこを吸収してもこもこと膨らみだしたのだ。
ビックリしてキュウゥッと、おまたに力を入れてしまう。
それでも一度出てきてしまったおしっこが止まることはなかった。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
パクパクと酸欠の金魚のように口をパクパクさせてしまう。
どうやら紙おむつというのは、もこもこに膨らむことによっておしっこを閉じ込めるものらしい。
おまたがもこもこと生暖かく包まれて、そしてお尻の方までもがもこもこと膨らんできてしまう。
「凄い……紙おむつってこうやっておしっこ吸うんだ……はぁぁ……」
ため息をつきながらも、尿意を解放していく。
そんな奈緒のほっぺたは赤く染まり、額にはうっすらと汗が浮き上がっていた。
初めてのおむつへのおもらし遊びで気持ちよくなってきてしまっている。
じょぼぼぼぼぼぼ……、
もこ、もこもこ………………。
「はふぅ……こんなことやっちゃイケナイのに……」
頭では分かっていても、おもらし遊びの虜になってしまった奈緒は何度もおもらしを繰り返してしまう。
こうしておもらししているときは後悔しているのに、乾いた下着を着けているとどうしてもまたおもらしをしたくなってしまうのだ。
そんなおもらしも、
「ふぅ……」
大きなため息とともに終わりを告げた。
後に残ったもの……。
奈緒はゆっくりと視界を下におろしていく。
そこには、レモン色に染まってモコモコに膨らみきった紙おむつがあった。
「こんなに膨らんでる……おむつの裏側……どうなってるんだろう?」
奈緒は恐る恐る立ち上がり、へっぴり腰でおむつの両側に手を掛けると……。
誰にも言えない5につづく
初めてのライトノベル発売まであと数日ということで、あまりにも胃が痛くなって逃げるようにエッチな小説を書いていました。
売れてくれないと続きが書けない厳しい世界ですので、どうかお店などで見かけた際にはお手にとってくださいませ。
どうかよろしくお願いします。
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コメント
新刊見ました
宣言通りオムツ分が多量に含まれていましたねw
堪能させていただきました
今度はオナラも期待しておりますw
これからもお体に気を付けて、執筆頑張ってください。
今回は宣言通り増し増しでした(ニヤリ
堪能して頂けてなによりです。
おならは単体だと難しいので、『腸内のあらゆる液体・固体・そして気体が~』みたいな感じでやってみようかな、と。
暑い日が続きますがどうかお体にを気をつけてお過ごしください(`・ω・´)
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