蛇に睨まれたアロエ、恐怖失禁の巻。
アロエが苦手なもの:おばけ。
マラリヤのペットは他人が見たら悲鳴もの。
ナイス公式設定。
最終回だと思ったらオチが入らず。次でラストです。
アロエのおべんきょう1はこちら
アロエはお漏らしをはじめる前になんとか茂みの中に隠れることができたけど、その目の前にある茂みがカサカサと揺れ、金色の双眸が出現したのだ。
不運にもしゃがんだままだったので、茂みと鉢合わせる形になってしまった。
「ひぃっ」
驚いて尻餅をついてしまうと、ベシャッと双子の山が潰れて、お尻の周りに茶色い飛沫が散った。むにゅっと水着の中の下痢が押し出されて気持ち悪いけど、今のアロエにそんなことを気にしている余裕なんて無かった。
……シュー……シュー……
月夜に光る、金色の双眸の持ち主がするすると茂みから姿を現したのだ。
それは、胴回りがアロエの二の腕ほどもありそうな大蛇だった。
全身は鈍く光る紫色のうろこに覆われていて、アヒルのように笑っているように見える口からは、尻餅をついているアロエを嘲笑うかのようにチロチロと舌をなめずっている。
ヘビが忍び寄ってきて、脚に這い寄ってくる。ハ虫類特有のひんやりとした感触が伝わってきた。
じわっ…………
「いっ、いや……あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ…」
もはや恐怖によってまともに声が出ないのか。それは、声というよりも痙攣と言った方が近かった。
そんなアロエの股間から、残尿が滲みだしてくる。
うんちの層で濾過されて、茶色く染まったおしっこ。
どんなにおしっこを出し切ったと思っていても、おもらしっていうのは良心の呵責を感じて残ってしまうものだ。
だが恐怖によって壊れてしまった少女の尿道は完全に弛緩してしまい、再び漏れ出してしまったのだ。恐怖失禁に良心の呵責なんて無い。
しょわわゎゎゎ…………
失禁しつつ自らの汚泥に尻餅をついてしまったアロエ。その汚泥が強力な接着剤になったかのように、どんなに細い脚でもがいても後ろに下がることが出来ない。
「あ………あぁぁ………」
そんな恐怖に怯えるアロエを嘲笑うかのようにヘビは長い身体を巻き付かせてアロエの自由を奪っていく。
冷たい感触は這い上がってくるのに、股間だけが生暖かい。
「いや…………ひ、ひぃ…………」
ニュルニュルニュル…………
尻餅をついたままのお尻から、更に熱い感触が広がっていく。
何の躊躇いもない、恐怖による脱糞はスクール水着の容量なんて関係無しに排泄されていき、股布の脇から生クリームのように押し出されては漏らし、押し出されては漏らしていくのだ。
身体を這い上がってくると、ヘビは首に巻き付いてきた。
首筋が、冷たい感触に包まれる。それはすぐそこに死があることを実感するに十分な感触だった。
どこかの本で読んだことがある。
ニシキヘビは、獲物を捕食する前に、しっかりと絞め上げるそうだ。血流を滞らせて失神させたり、呼吸さえも許さずに窒息させてから安全に丸飲みにできるように。
このヘビもアロエを絞め上げて血流を滞らせ、更には呼吸さえも許さずに失神させようとしてるのか。
そして、絞め上げた後は、頭から飲み込んで、ジワジワと消化していく……。
「い、いやぁ……食べちゃいやぁ……」
今や恐怖によってアロエの充血した瞳からは涙があふれ、鼻や口はヨダレとも鼻水とも分からない液体に塗れている。
チロチロと、ヘビの舌がアロエを味見するかのように頬を舐めた。
「ひ、ひぃっ」
(あぁ……わたし、食べられちゃう……こんな、誰もいないところで……)
それが、アロエの最後の思考だった。
「あっ……ぐ、あっ………がはっ!!」
グリンッ、
白目を剥き、かくりと首が折れてしまう。縛られている手がビクリと一回痙攣するとそれっきり少女の身体は弛緩してしまった。
ぬるぬるぬる……………ビジッ
…………じわ………ちょろろろろ………
絞め上げられて気絶したアロエの身体は紫色に鬱血しはじめ、尻からは、自らを辱めるかのように静かに茶色い生クリームが漏れ出して、お股からはちょろちょろと生暖かいおもらしが溢れ出し続け、白目からは涙がこぼれ、鼻からは鼻水、口からはよだれ……気絶してしまった少女は穴という穴から液体を垂れ流している。
ただ、まだ生きていることを必死に主張するかのように、時折細い手足がピクピクと痙攣していた。
次でラスト
アロエのおべんきょう6につづく
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