誰にも言えない7
紙おむつはスカートの中で入道雲のように膨らんできて……。
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(も、もう無理かも……っ)
限界がきたのは5時間目の授業中だった。
我ながらよく我慢できたものだと思う。今までおトイレに一度も行かなかっただなんて。
だけどその代わりに膀胱は水風船みたいにパンパンになっていて、ちょっとでもおまたの力を抜けばおしっこが噴き出してきてしまいそうだった。
もしも今、縫い針でお腹を突いたら爆発してしまうかもしれない。
(もうおしっこ我慢できない……っ、わたし、みんなの前でおしっこ漏らしちゃうんだ……っ)
ここで手を上げてトイレに行ったとしても、もう間に合わないと思う。
それならば楽になったほうが……。
(大丈夫、ちゃんと夕べは全部受け止めてくれたじゃないっ。だから怖がる必要なんか……っ)
少しずつ追い詰められていく。
自分からこの状況を作ったというのに。
もう引き返そうと思っても引き返せないのだ。
少しずつおまたの力を抜いていき、
そして。
プシュッ。
「ああぁっ」
ついに割れ目から生暖かい感触が迸る感触。
最初の一滴が出てしまえば、あとはもう壊れたダムのようにおしっこを噴き出してしまう。
シュウゥ……
シュイイイイイイイィィィィィ……。
おむつの中からくぐもった音が聞こえてくる。
だけど一度出始めてしまったら止めることはできなかった。
止めようと思っても、ピクピクとおまたがケイレンするだけで生暖かい奔流が溢れ出してきてしまう。
シュイイイィィィイ……
しょわわわわわわわ……。
(温かいの……)
もこっ、もこもこっ。
スカートの中で入道雲が隆起していく。
おまたから溢れ出してきたおしっこはおむつの裏側に当たると、ジワリジワリとお尻のほうへと広がっていく。
こうなってしまうと躊躇いは薄れていた。
じょぼぼぼぼぼぼぼぼ……。
太く、短い尿道から溢れ出したおしっこは、モコモコと紙おむつを膨らませていく。
ショーツを穿いていたら、きっと今頃床にまで広がっていたに違いない。
それでもおむつは生暖かくお尻を包み込んでくれている。
(き、気持ちいい……、気持ちいいよぉ……っ)
授業中なのに。
みんながいるっていうのに。
それなのにおむつを充てておもらし遊びをしてしまうだなんて。
(イケナイことしてる……分かってるのに……っ)
背徳感にゾワゾワと背筋を撫でられて、奈緒の股間は更に熱くなってしまう。
クチュリ、
おしっこと比べると、ややネットリとした水音がおむつの中に消えていった。
口をパクパクさせて、思わず舌を出してしまいそうになる。
だけどどんなに我慢していたおしっこにも終わりはあって、
ブルルッ。
大きく身体を震わせると、やっとのことでおもらしは終わりを告げた。
(しちゃった……おしっこ漏らしちゃったよぉ……全部、出しちゃったよぉ……っ)
スカートから伸びている脚をもじもじと擦り合わせてみる。
おむつの中はじんわり生暖かかったけど、太ももは汗でしっとりと湿っているだけで『漏れ』はないようだった。
(おむつ、サラサラしてる……)
スライムみたいにぶよぶよに膨らんでいるけど、おまたに触れる表面はサラサラしている。おむつは奈緒の全てを受け止めてくれたのだ。
(おもらし、気持ちよかった……)
はふぅ。
思わず大きなため息をついてしまう。
気がつけば耳鳴りがしていて、胸もドキドキしていた。
それでもおもらしが終わっても授業は続いている。
奈緒は人知れずお漏らしを済ませると、シャーペンを握って黒板をうつしはじめる。
そんな奈緒のおむつの内側は、本人さえも気づかないうちに熱く湿っていた……。
つづく。
ここから大きい方なので念のためご注意を。
崖っぷち状態なのでしばらく更新が途絶えるかも知れません。
数字が出ないと食べていけなくなるのは分かっているつもりだったけれど、実際にそう言われると焦ってしまいまして。
もう無理かも知れないけど、納得できる形にはしたいものです。
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コメント
大きい方もお願いします!
大きい方もぜひお願いします。
次の小説も楽しみにしてます!
お体にお気をつけて。
大きい方も極太でお願いします!
や、やはり最後まで書いた方がいいですよね。
ちょっと気合い入れて書いてきます(`・ω・´)
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