お湯のような下痢を吸収した紙おむつはふくらみ続け、やがてワカメちゃんのようスカートからはみ出してしまう…………なんて事を妄想しながら書いてみました。
この小説のシリーズを最初から読む
ブボッ
ブブブッ………ぷぅ~………
いっぱい空気が詰まってる風船から勢いよく空気が漏れるように、堪えきれなかったおならがついに炸裂してしまった。
下痢が混じった湿り気のあるおならは勢いよく紙おむつに叩きつけられる。
誰もいない夏の公園で惨めなおもらしがはじまった瞬間だった。
まるで、お湯のような下痢。
ただでさえ小町はお尻の力が弱い。そして我慢にも慣れていなかった。
少女の心は、初弾とともにあっけなく折れてしまったのだ。
ブプッ
ぶしゅぶしゅびゅっ!!
熱湯は紙おむつに吸収されていくとモコモコと生地を膨らませていく。
少女の小さなお尻が、スカートの上からでも分かるくらいもっこりと膨らみだした。
「あっ……あっつぅい………いやぁ……止まってぇ………あっ、あっ、あっ、ああああああぁぁぁぁぁ…………!!」
夏の青空を見上げている少女の瞳には涙がたたえられ、それは限界を向かえると止めどなく溢れだしてくる。
幾筋もの涙が頬を伝い、少女の身体は立ちすくんだまま奇妙に痙攣していた。
「……漏らしちゃ駄目なのにぃ……とまってぇ……………ひぅっ、ひ、ひぐぅ………!!」
びしゅーーーーー!!
液状便を吸収し続けておむつが限界を向かえつつあった。スカートの裾から、おむつがもっこりと盛り上がって、それはワカメちゃんのように見えなくもない。
水分を吸収し続けて重たくなったおむつは、今にもずり落ちそうになっていた。
ビチビチビチッ
液状だったものの中に未消化物が混じりだす。本番は、これからと言うことだ……。
決意を決めて、小町は一歩、歩み出す。
ぬちゃ……ぬちゃ……、……ぬちゃ……ぬちゃ……
おむつの内側が一歩歩くごとに擦れる。トイレまでの道のりは遠い。
苦痛を伴いつつも、おもらしっ娘の小町の頬はいつの間にか紅潮していた。
「はぁ………はぁ………はぁ………あぁ………」
人によっては不快な感触も、この少女にとっては快感になってしまうのだ。
トイレに入った瞬間に解き放たれるのは排泄欲だけではないのは小町が一番よく分かっていることだった。
おむつ少女21につづく
この小説のシリーズを最初から読む
目次一覧へ
押してくれると励まされます。
おむつ少女20
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバックURL:
- http://yaminomen.blog.2nt.com/tb.php/77-fe2c1a7d